ザクロ
ザクロは聖書にも出てくるくらい昔から中東地方で栽培されていたようですが、日本でも古くから栽培されていたようです。
果実を収穫する普通のザクロと花を観賞する花ザクロがあります。
果実の生食用としては大実榴が一般的ですね。
ハナザクロは江戸時代に観賞用として品種改良されたもので、八重咲きのものが多く、もともと盆栽ようとして開発されたものでしょう。
古くから、あちこちで栽培されているので、育て方は簡単なように思われるザクロですが、日本原産ではないので、意外と気難しい面があるます。
また、ザクロは剪定方法を間違うと実がつかないことがありますので、注意してください。
ザクロは生け花の花材となりますし、実は果実酒に利用できます。
漢方ではザクロの皮を煎じてうがい薬として使用するようです。
ザクロの育て方
中東の乾燥地帯の原産なので、ザクロは蒸れるのと日当たりが悪いのが嫌いです。
庭植えの場合は、水はけ、風通し、日当たりの良い場所に大きめの植え穴を掘って、堆肥や腐葉土などを十分にすきこんでから植えつけましょう。
ザクロの植え付け適期は桜の散るころからゴルデンウイークにかけてが良いでしょう。
ザクロを庭に植えつける場合は、水はけが良くなるように高植えにしてください。
ザクロの根は弱いので、植え付け時に根を痛めないように、また、支柱を立てた方が良いでしょう。
カイガラムシがつくことがあるので、冬にしっかり消毒しておきましょう。
条件が悪い場所ではアリマキが発生することがあります。
ザクロは前年に伸びた短い枝の先に実をつけます。
秋以降は花芽を切らないように、剪定は控えた方が良いでしょう。
ザクロは花芽と葉芽の区別がつきにくいので注意してください。
ザクロは放任して自然樹形を楽しむのが一般的ですが、
スペースがない場合は、隔年で3月中旬に全体を強く切り戻して樹形を整えてください。
ただし、その年は当然、実がなりません。
ザクロは肥料食いです。
1月に堆肥や乾燥牛糞を株元にすきこんであげましょう。
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類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
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