スモモ
スモモというと、あまりなじみがない果物ですが、ウメやサクラと同じバラ科サクラ属に属する植物です。
ですから、果実を利用できるだけでなく、花も観賞できます。
植え付けて3,4年で実がつき、袋かけの必要もなく、実もきれいな赤色の品種が多いですね。
花や実も観賞できて、実もおいしく食べられるスモモはガーデニング素材としても優れており、お庭のシンボルツリーとして、十分に活用できる植物です。
スモモは梅と同じく、自家結実性がなく受粉樹が別に必要な品種も多いので、自家結実性や開花時期などをよく確かめてから苗を購入してください。
スモモの植え付け
スモモの植え付け適期は11月中旬から3月までです。
庭植えにする場合は、大き目の植え穴を掘り、掘り上げた土の1/3に腐葉土や完熟たい肥をまぜこんで、植え穴に戻してください。
スモモの苗は、2,3時間バケツの水に浸して給水してから、支柱にしっかり固定して植え付けてください。
植え付け場所の周囲に水鉢を作り、しっかりと水やりしてください。
鉢植えの場合は、6-8号鉢にごろ土を底に入れ、赤玉土6:腐葉土3:川砂1くらいの用土で植え付けてください。
鉢植えの場合も苗の給水と支柱を付けるのを忘れないように。
中央部が高くなるように用土を入れて、根を広げるように苗を据えてから、残りの用土を隙間なく入れていきます。
鉢の縁に有機質の固形肥料を置き、鉢の高さの2倍程度のところの芽のすぐ上で切り詰めてください。
なお、切り口は縫合剤で保護します。
根付くまでは、乾かさないように、風の当たらない明るい日陰で管理してください。
スモモの育て方
スモモの育て方は基本的にはウメと同じです。
ウメやスモモは早春の生育開始が早いので、寒肥は11月までに施してください。
その後、3月上旬、5月上旬、6月上旬、11月上旬に骨粉入り有機固形肥料を置き肥してください。
鉢植えには基本的には毎日、水やりします。
スモモにはアブラムシや毛虫がつきやすいので、薬剤などで防除してください。
また、2月に石灰硫黄剤を散布すると病気の予防になります。
剪定は7月に間引き剪定をし、12月に本格的な剪定をします。
梅と同じくスモモは剪定して樹形を作ることで果実をたくさん収穫できるようになります。
植え付け後3,4年は果実は早めに摘果し、樹形作りに専念してください。
スモモの樹形は梅のような開心自然形やツルバラのような垣根などにはわせるホリゾンタル形が良いでしょう。
果実が収穫できるようになっても、5,6月に2回摘果し、10-15cm間隔で実がなるようにしてください。
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