フェイジョア
パイナップルグアバとも呼ばれるフェイジョイですが、ご存知ない方も多いのではないでしょうか?
南アフリカ原産の果物で、たまにスーパーなどで見かけることもあります。
パイナップルグアバの名前の通りパイナップルにリンゴとバナナを混ぜたような香り高く甘い果実です。
このフェイジョア、じつは日本でも栽培可能で、日当たりの良い場所さえ確保できれば大鉢でも実をつけることができます。
さらに、赤い花びらと赤いめしべと黄色のおしべのコントラストが見事なきれいな花を咲かせてくれます。
そして、この花も甘くておいしく、エディブルフラワーとしても利用されます。
是非、一度、挑戦してみてくださいね!
フェイジョアの育て方
露地でも育てることができますが、大鉢栽培にした方が実つきが早くなります。
大鉢栽培なら植えつけてから3年で実をつけます。
多くの果樹で大事なのは異なる品種の苗をペアで栽培ことです。
フェイジョイには自家結実性の品種もありますが、やはり他の品種がそばにあると実がつきやすいようです。
通販やガーデニングセンターで苗を入手したら、3月から4月中旬までの間に大鉢に1苗ずつ植えつけてください。
用土は品質の良い市販の培養土と中粒培養土を等量まぜたものを利用すると良いでしょう。
なお、発酵が未熟な堆肥を利用したものは、夏場に異常発酵してよくないので注意しましょう。
また、ひょろ長い苗は、地際から50cmくらいのところで切り戻してしまいましょう。
置き場所は屋外の日当たりです。
7月上旬の梅雨時には必ず摘心と間引きをしてください。
真ん中の太い枝(主枝)は上から1/3、まわりの枝(側枝)は上から1/2程度を切り詰めてください。
植えつけてから3年くらいたったら、主枝は間引きします。
混み合っているようなら側枝の一部も間引きます。
生育期間中は緩効性の固形肥料を置肥しておきます。
2年目までは花が咲いても実をつけないようにします。
3年以上たって花が咲いたら人工授粉します。
人工授粉は必ず午前中にしましょう。
筆などを使って花粉を採取して、別の品種の株の花のめしべに花粉を付けます。
開花時期は7,8月ですが、果実が収穫できるのは11月から12月です。
フェイジョイの実はずっと緑のままですが、完熟すると木から落ちてくるのでわかると思います。
寒さには比較的強い方ですが、真冬には北風が当たらない日当たりの良い軒下などに移しておくと安全ですね。
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