アセロラ
プチベルジェって、ご存じですか?
プチベルジェというのは、ベランダなどで大鉢に果樹を育てる「ミニ果樹園」のことです。
果樹は地植えにするよりも鉢植えの方が成長が抑えられる分、実が付きやすいので、むしろ初心者にオススメなんです。
そして、木になった実を、そのまま生食するのが果物の一番おいしい食べ方ですね。
ビタミンCが豊富ということで有名なアセロラですが、意外と簡単に育てられます。
特に、最近は、マノアスイートやチェリースペインといった甘味の強い品種が出回るようになってきました。
皆さんも趣味と実益を兼ねて、アセロラを育ててみませんか?
アセロラの育て方
アセロラの苗は通信販売で購入するのが良いでしょう。
甘味の強い品種としてはマノアスイートやチェリースペイン、チェリータイ、酸味の強い品種としてはプエルトリコなどがあります。
ビタミンCは酸味の強い品種が多いのですが、生食には甘味の強い品種が適しています。
春に通信販売で購入したアセロラの苗は、赤玉土5:腐葉土3:川砂2くらいの水はけの良い用土で大鉢に植え付けてあげましょう。
植え付け時には、3本程度、支柱を立ててください。この支柱の数だけ、幹を育てることになります。
アセロラの鉢は、西日のあまり当たらない、日当たりの良い場所に置いてください。
日当たりが悪いと、葉ばかりが茂って実が付きにくくなります。
アセロラは基本的に熱帯果樹ですので、水が大好きな植物です。水切れに注意しましょう。
いつも少し鉢土が湿り気を持っているくらいにしてください。
肥料は元肥としてマグアンプなどを規定量混ぜ込んでおけば、後は、緩効性の化成肥料を適宜、置き肥するくらいでいいでしょう。
真冬は肥料は施しません。
アセロラの生育温度は15度から30度で、25-30度が続くと、どんどん花が咲き、実がなります。
自家結実性なので、1本でもアセロラの実はなりますが、樹齢が若いうちは結実率はかなり低いので、ジベレリンを散布すると実が付きやすくなります。
実が赤く色づいたらカラスなどに食べられる前に、早めに収穫してください。
真夏に30度を超えるようになるとアセロラは弱ってきますので、寒冷紗などで日除けしたり、西日の当らない半日陰などに避暑させてください。
逆に冬は、気温が10度を切るようになったら室内の日の当たる場所に取り込みましょう。
アセロラは霜に当てなければ枯れることはありません。
1年に1回、5月くらいに剪定しましょう。
アセロラの剪定は、地際から伸びている細い枝を切り、新梢も先端から半分くらいを切り戻します。
その時に、外芽(外側に向いた芽)を残すのがコツです。
アセロラにはアブラムシがつくことがありますので、早めに駆除しましょう。
生食用の果樹なので、使用する薬剤の種類と量、時期には注意しましょう。
アセロラは挿し木で増やすことができます。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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