ユウゼンギク(友禅菊)
友禅菊(ユウザンキク)という名前から菊の仲間と思われがちますが、
キク属ではなく、クジャクアスターなどと同じアスター属の宿根植物です。
そのため、菊にはない、ピンクや青紫の花色の品種が多くあります。
なお、日本でアスターとも呼ばれているエゾギクは春蒔き1年草で、
アスター属とは違う属の植物になります。
なんだかややこしいですが、最近は9月といっても暑いので、
ピンクや青紫の優しい花色のカワイイ鉢花のユウゼンギクは、
重宝しますよね。
最近は、四季咲き性のユウゼンギクも出回るようになってきました。
ユウゼンギク(友禅菊)の育て方
秋にガーデニングセンターなどで入手したユウゼンギクの鉢は、
そのまま日当たりに置いて、土の表面が乾いたら、
しっかり水やりしてください。
ただ、うどんこ病にかかりやすいので、早めにベノミル剤などの殺菌剤で
消毒しておきましょう。
病気を予防する意味からも、花がらは早めに摘み取ってください。
11月中旬以降、花が終わったら、葉が緑でも株元の近くでばっさり切ってください。
菊とおなじようにユウゼンギクは冬至芽で越冬するので大丈夫ですよ!
あとはそのまま越冬させてください。
なお、根は生きているので、鉢の表面の土が乾いたら、
水やりするのを忘れないでくださいね!
3月中旬になったら芽が動き出してきますので、
緩効性の化成肥料を置肥してあげましょう。
生育期間中はしっかり日に当てて、しっかり水やりしてください。
ユウゼンギクは株分けで殖やすことができます。
株分けの適期は春のお彼岸の頃で、
先端に芽がついている地下茎を途中で切って株分けしていきます。
株分けしたものは赤玉土6:腐葉土4くらいの用土でポットなどに植えて下さい。
本葉7枚くらいになったら摘心し、鉢上げしてください。
このとき、庭植えにすることもできます。
ゴールデンウイークの頃になると、挿し芽をすることもできます。
新芽の先の方を8cmくらい切ってバーミキュライトなどに挿してください。
真夏になる前に肥料は取り除いてください。
夏以降は肥料を施してはいけません。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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