ブルバルディア
遠くから見るとカランコエのようにも見えますが、ブバルディアは多肉植物ではなくて、アカネ科の宿根草です。
ブバルディアには、寒さにやや弱い、短日処理をしないと花が咲かない、アブラムシやハダニがつくことがある、というような欠点もありますが、鉢花の少ない2月に開花株が出回る、白やピンクといった清楚な花色、生育旺盛で挿し芽でどんどん殖やすことができる、といった特徴があります。
ブバルディアはコツさえつかめれば、ご家庭では毎年、初夏と秋に花を咲かせることができます。
ブバルディアの育て方
ブバルディアは寒さが苦手です。
冬に開花株を購入したら、室内の日当たりの良い場所で管理しましょう。
最低生育温度は10度です。10度以下になると葉が枯れて弱ってしまいますので、注意しましょう。
ただし、エアコンやストーブの温風に当たる場所は厳禁です。
ブバルディアは普通の宿根草ですので、冬も2,3日に1回水やりが必要です。
できるだけ、昼前の室温が高いときに水やりしましょう。
ブバルディアが室内で元気良く生育している場合は、10日に1回程度、薄めの液体肥料を施してあげてください。
室内が乾燥しているとハダニが発生することがあるので、注意しましょう。
4月はじめに側枝を1節残して全部切ってください。
ブバルディアはミニバラなどと同じで、良い花を咲かせるには剪定が必要です。
切戻しをしたら、夜間は暗くなる場所に移して管理してください。
室温も少し低めの方が初夏の花がきれいになります。
4月中旬には、1回り大きな鉢に植え替えることもできます。
用土は通常の草花用培養土で十分でしょう。
また、この頃には挿し芽ができます。
挿し穂を10cm程度に調整し、発根促進剤をつけて鹿沼土に挿せばOKです。
ブバルディアの挿し芽のコツは、20度程度の暖かい場所に置く、半日陰で管理する、用土だけでなく挿し穂も乾かさないようにすれば良いでしょう。
ブバルディアの鉢は5月の中旬には屋外の日当たりの良い場所に出してください。
この時に、夜に電灯の光が当たらないように注意してください。
どうしても光が当たる場合は、12時間以上暗くなるように風抜きの穴を開けたダンボール箱などで、短日処理してください。
ブバルディアは初夏に開花するので、花がら摘みを励行して病害虫に注意してください。
ブバルディアは水切れ厳禁です。
毎朝、たっぷり水遣りしてください。
ブバルディアは7月下旬から8月いっぱいは、涼しい日陰で管理すると良いでしょう。
もちろん、真夏には肥料は施しません。
花後の8月下旬にもう一度1/4程度に切り戻してください。
通常は11月上旬に開花しますが、ブバルディアは日長が12時間以下になると開花しますので、上手に光線管理をすると、冬にに開花させることもできます。
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