嵯峨菊
嵯峨菊とは、京都の嵯峨野で昔から作られている和菊の品種群です。
江戸時代に作出されたようです。
花は花びらが細くて、少し外に反り返って繊細な感じですね。
また、立ち性の草姿になるので、華奢な京美人を思わせる風情ですね。
嵯峨菊の育て方
嵯峨菊を育てるには秋にガーデニングセンターで開花株を入手するのがいいでしょう。
いろいろな花色があるので、お好みのものを選ぶといいでしょう。
嵯峨菊は性質が強くて普通の園芸用土でも良く育ちます。
水はけの良い用土で鉢植えにし、日当たりに置いて、鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水やりしてください。
ご家庭では簡単に、洋菊のような形で数回摘心して、花数多くするといいでしょう。
古典的な嵯峨菊の仕立方としては嵯峨野の大覚寺で展示される、七五三作りが有名です。
一番上に7つの花をさかせて、少し下に5つの花、もう少し下に3つの花を咲かせます。
花の数が七五三というわけですね。
ほうき作りは古典菊の基本的な仕立方ですが、嵯峨菊でもよく見られるものです。
8号くらいの菊鉢に1-4本の苗を植えて、2,3回摘心して枝数を増やして、箒のような形に仕立ます。
肥料を控えめにして下葉を枯れさせて風情を出すこと、花数を奇数にするなどが古典的な仕立になりますが、最近では、むしろ肥料を効かせてたくさん咲かせる方が一般的かもしれませんね。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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