宿根サルビア
普通の赤いサルビアは日本では1年草の扱いですが、多くのサルビアやセージの仲間は宿根草になります。 最近では海外から日本でも越冬可能な宿根サルビアがたくさん入ってきました。 ここではおもな宿根サルビアとの種類と育て方について解説いたします。宿根サルビアの種類
サルビアというのは属名で世界中に多くの種類が生育しています。 そのなかから多くの園芸品種が作出されています。サルビア・レウカンサ
メキシカンセージという名前でも流通している、サルビア・レウカンサは花つきが良く強健で、花壇に植えっぱなしでもOKです。 赤紫色の房状の花を秋に咲かせてくれます。 むしろ育ちすぎるので、6月に枝すかし、8月上旬に軽い剪定をする必要があります。サルビア・レプタンス
コバルトブルーの美しい花を咲かせるのでコバルトセージとも呼ばれます。 耐暑性耐寒性にともに優れ、挿し木もやりやすいオススメの品種です。サルビア・エレガンス
葉にパイナップルのような香りがあるのでパイナップルセージとも呼ばれます。 赤い細長い花を房状に咲かせてくれます。 半耐寒性なので、真冬は鉢上げして室内に取り込んだほうが安全です。サルビア・インボルクラタ
濃いピンク色の花が初夏から咲き始めます。 葉に甘い香りがするので、ローズリーフセージとも呼ばれます。 耐暑性耐寒性にともにあります。サルビア・アズレア
水色の少し大きめの花をたくさん咲かせてくれるので、ブルーセージとも呼ばれています。 夏ぐらいから咲き始めますが、7,8月に2回くらい摘心した方が秋の花が見事になります。 この種類も暑さ寒さに強い種類ですね。サルビア ホット・リップス
ホット・リップスは品種名です。 根元が白く秋が赤い、非常にかわいらしい花色のサルビアです。 初夏から秋まで、花がらを摘んでいけば、どんどん花が咲きます。宿根サルビアの育て方
「セージ」と呼ばれるように、宿根サルビアはハーブに分類される種類も多く、非常に強健で、病害虫も少ないです。 多くの種類は暑さ寒さに強く、公園などに植えっぱなしになっていることも多いです。 むしろ、育ちすぎて、混み合って花が咲かなくなることがあるので、適宜、間引き剪定する必要があります。 また、背も高くなるので、見栄えが悪くなったりするときは初夏から夏にかけて切り戻しすると良いでしょう。 花数を増やすためには、7月8月に摘心した方が良い種類もあります。 ただし種類によっては耐寒性がなかったり、真夏の高温多湿に弱かったりするので、正確な種名、品種名を知って、その品種の性質を調べておく必要があります。 また、もともと雑草のような植物ですので、水のやりすぎや肥料のやりすぎは、茂りすぎたり、逆に調子が悪くなる場合もあります。 特に鉢植えや寄せ植えにする場合は用土が過湿にならないように注意してください。 ほとんどの種類で挿し木が可能です。 夏の終りから秋の初めにかけて挿し木をすると、10月中旬以降、低い背丈で開花するので、鉢物や寄せ植えに使うと面白いですよ。更新情報・お知らせ
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