宿根ビオラ
普通のビオラは1年草ですが、最近、宿根ビオラというものが出回ってきました。
宿根ビオラは1年草のビオラにはない花色や斑入り品種があり、
開花時期も1年草のビオラよりも遅いので、
春のガーデニングの貴重な素材として、これから普及していくでしょう。
ただし、宿根ビオラのふるさとはイギリスなので、
蒸し暑い日本の真夏は大の苦手です。
ただ、最近は耐暑性のある品種も出回っていますので、
是非、挑戦してみてください。
宿根ビオラの品種
宿根ビオラは花色や花の大きさ、葉型など、かなりバラエティーに富んでいます。
北関東以北では、どの品種でも夏越し可能です。
南関東以西では、紫に白の斑入りのコルヒネやエレネークイーン、白に紫覆輪のレベッカ、
紫のマーティンなど耐暑性のある品種でないと、夏越しはむずかしいです。
最近は、パンダスミレとして、耐暑性のある品種が出回っているようですね。
宿根ビオラの育て方
秋になると宿根ビオラの苗が園芸店で出回ります。
寒くならないうちに植えつけましょう。
庭植えにするときは、蒸れないように風通しの良い場所に植えつけます。
秋から春にかけては日当たりが良く、真夏には落葉樹の陰になるような場所がお勧めです。
できれば、宿根ビオラを植えつける場所だけレンガで囲って、赤玉土5:パーライト2:腐葉土3の水はけの良い土を入れて、緩効性化成肥料を加えて、まわりより高くして植えつけてください。
コンテナの場合は、テラコッタの浅鉢や抗火石鉢など乾燥しやく、気化熱で夏場の鉢内温度があまり上がらないものを使用しましょう。
コンテナ植えは表面の土が乾いたら水やりしてください。
春になったら、適宜、規定希釈倍率の液体肥料を施します。
宿根ビオラはアブラムシがつきやすいので注意しましょう。
5月末のくらいに、必ず切り戻してください。
宿根ビオラは、切り戻しておかないと、夏場に蒸れて枯れてしまいます。
真夏にはコンテナは必ず風通しの良い明るい日陰に移して、肥料を切ります。
枯れた下葉をこまめに取り除き、水遣りは夕方涼しくなってからにしてください。
宿根ビオラは挿し芽で殖やすことができます。
5月中旬に2節をつけて挿し芽し、6月中にはポットに鉢上げし、風通しの良い明るい日陰で管理してください。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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