ヒューケラ
日陰の古典的なカバープランツにユキノシタという植物がありますが、ユキノシタ科のヒューケラ(ツボサンゴ)属の園芸植物をヒューケラと呼んでいます。
ヒューケラはユキノシタ同様、日陰に強く、耐寒性もある丈夫な植物で、普通の緑葉からユキノシタのような銀葉に緑の葉脈が入るもの、ライトグリーンの葉色や金茶葉、そして、銅葉や、さらに赤みを帯びたものなど、葉の変化がある多数の品種が作出されています。
花は、小さな花が棒状にたくさんついた花茎を形成しますが、最近のヒューケラは花の改良も進んで、ピンクや赤のきれいな花色の品種が増えてきました。
家のまわりの半日陰になる場所や、日当たりの悪いマンションのベランダなど、本来、暗くなりがちなところを明るくしてくれるカバープランツとしてヒューケラは貴重な品種ですね。
ヒューケラの育て方
ヒューケラの株を入手したら、風通しの良い半日陰に植え付けてください。
全くの日陰だと調子が悪く、花が咲かないことがあります。
ヒューケラを鉢植えにするときは、水はけの良い市販の草花用培養土で、少し小さめの鉢に植え付けると良いでしょう。
鉢植えのヒューケラは、鉢土の表面がしっかり乾いてから、たっぷり水やりしてください。
庭植えのヒューケラには、よほど乾燥しない限り、特に水やりは必要ないでしょう。
花が咲き終わったら、根元から花茎を切っておきましょう。
ヒューケラは半日陰の植物ですので、真夏の直射日光には当てないようにしましょう。
また、蒸れてもよくありませんので、庭植えの場合は、まわりの木や草花を整理して、風通し良くしましょう。
鉢植えのヒューケラは、夏は涼しい日陰で管理してください。
秋になったら鉢植えは元の半日陰に戻します。
冬は日向で管理して大丈夫です。
緩効性の化成肥料などを元肥料として少し施しておくとよいでしょう。
根が弱いので、濃い液体肥料は禁物です。
病害虫の心配はあまりないですが、夏前には、他の植物といっしょに消毒しておくとよいでしょう。
ヒューケラは丈夫な割には意外と殖えにくい植物です。
ていねいに挿し芽をして殖やしてください。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
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自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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