ホリホック
夏に人の背丈ほどの高さまで直立の茎を伸ばして、大きな花を下から順に咲かせているのがホリホック(タチアオイ)ですね。
ホリホックの原産地は西アジアの乾燥地帯ですので、日当たりさえ良ければ、やせ地でも豪華な花を咲かせるので、公園の道沿いに列植してあるのを見かけることがあります。
ご家庭では、垣根がわりに列植したり、空き地の目隠しに利用すると良いでしょう。
最近では、よく見かける高性種のほかに、鉢花用の矮性種も出回っています。
ホリホックの育て方
ホリホックには宿根草の品種と1年草の品種がありますが、宿根草タイプのものは5月に種まきして、翌年の夏に花が咲きます。
1年草タイプのものは、暖地では4月下旬に種まきをすれば、その年の夏に花が咲きます。
寒冷地では、9月に種まきして、軽い霜よけをして冬越しさせれば、夏には花が咲くでしょう。
ホリホックの種子は発芽しにくいので、1晩水につけてから蒔くと良いでしょう。
本葉3枚で定植しますが、株間を50cmはとって、株元までしっかりお日様が当たるようにします。
ともかく、ホリホックは水と肥料が多いと徒長して、花つきが悪くなるだけでなく、倒伏しやすくなります。できるだけ乾燥させるとともに、窒素肥料はできるだけ控えるようにしましょう。
大きく育てる場合は、草花用の液体肥料を2週間に1回程度与えるとともに、必ず支柱を立てて倒伏を防ぎましょう。
ホリホックの苗はヨトウムシにやられることがあるので、食痕がある場合は注意して防除しましょう。
花が終わったら切り戻しをしてください。
宿根系のホリホックは、春になってから根を傷めないように株分けをして殖やせます。
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