ハニーサックル
スイカズラという植物をご存知でしょうか? 砂糖のない昔、この花の蜜を吸って甘味としていたことからスイカズラと名づけられたようです。 ハニーサックルとは、このスイカズラ属の植物の中でスイカズラのようなツル性の植物を指す言葉です、 樹高が2−4mくらいになり、ゴールデンウイークの前後に花が咲きます。 春だけでなく夏にも咲く2季咲きの種類もあります。 スイカズラのように常緑のものだけでなく、冬に落葉する種類もあります。 スイカズラの花は白ですが、園芸品種では赤やピンク、白や黄色と、かなり華やかな花色のものが多いですね。 育てやすく、花からは甘い香りもしますので、暖地では庭植えにして大きく育てたい植物ですよね。 フェンスやアーチなどのほかに石垣の上から下垂させても、おもしろい植物です。ハニーサックルの育て方
ハニーサックルは日光と水を好む、半耐寒性のツル性植物です。 東北以北では鉢植えにする方が無難でしょう。 アサガオのように行灯仕立てにするか、フェンスに絡ませるように仕立てると良いでしょう。 用土は市販の草花用培養土で十分でしょう。 庭植えにするときは、日当たりが良く、北風が直接、当たらない場所にしましょう。 ツル性なので、フェンスやオベリスク、アーチにからませると、見ごたえがあります。 ハニーサックルは生命力旺盛で、繁茂しすぎるくらいなので、肥料はむしろ抑え目にした方がいいでしょう。 ハニーサックルは乾燥には弱いので、鉢植えの場合は鉢土の表面が乾いてきたら、たっぷり水やりしてください。 ただし、庭植えの場合は過湿を防ぐために、植え付け前に腐葉土などを漉き込んでおくといいでしょう。 また、株元に敷き藁などを敷いて乾燥を防ぐとともに、真夏には乾燥しなように、適宜、水やりする必要があります。 ハニーサックルは、どんどん茂ってきますので、適宜、剪定してください。 成長力が強いので、どこでどう切っても大丈夫です。 春の新梢の先に花が咲くので、真冬に剪定しても大丈夫です。 株をコンパクトにしたいときは、花後に株元から25cmくらいのところで強剪定してください。 鉢植えの場合は根詰まりしやすいので、毎年、4月に植え替えてください。 ハニーサックルにはハダニやアブラムシがよく付きますので、見つけ次第、防除しましょう。 早めに対処しないと、ハニーサックルが発生源となって他の植物にも被害が及んでしまいます。 また、花の時期には甘い香りに誘われてハチがよくやってきますので、注意してください。更新情報・お知らせ
ガーデニンググッズ並木からのお薦めアイテム
[昭和精機工業]家庭用発芽育苗器:菜蒔期(さいじき)サーモセット[加温用] 春先は意外と寒いもの。種まきしても遅霜にでも会ったら大変!
この発芽育苗器があれば、今から種まきしてもOK
今年はあなたが種まきして育てた苗で花壇を埋め尽くしませんか?
フラワーショップ並木からのお薦めの季節の鉢花、花苗
バラ苗 プリンセスドゥモナコ 国産大苗6号スリット鉢 ハイブリッドティー(HT) 四季咲き大輪 複色系 白にピンクの覆輪の入る超有名なハイブリッドティーです。モナコ広告の王妃だったグレース・ケリーにちなんだ品種名になっています。
大輪、四季咲き、微香、低性のバラです。