ハギ
秋の七草の筆頭にあげられているのが、この萩の花。
地名や人名などに用いられていることからもわかるように、古くから日本人に愛されてきました。
ハギは控えめで、しだれた枝に紫色の小花がたくさん咲くところが好まれる原因でしょうか?
生育旺盛で暑さ寒さに強く、非常に強健な植物ですので、園芸的にも古来からよく利用されています。
ハギ(萩)の品種
公園などでよく見られるのはミヤギノハギです。
本来は野生種ですが、花が密生するように多少改良されているようです。
最近は白花の品種(シロバナハギ)や、絞り咲きの品種が鉢花として園芸店に出回るようになってきました。
シロバナハギ
その他、ヤマハギ(山野に自生している)、キハギ(花色が少し淡い)、マルバハギ(葉が丸い、花色がやや濃い)などがあります。
ハギ(萩)の育て方
ハギはマメ科の非常に強健な植物ですので、栽培には手をかけすぎないことが肝心です。
窒素分の多い肥料を与えると葉ばかり茂って花が咲かなくなります。
ハギは日向だけではなくて半日陰でも十分に育ちます。
土質も選びませんが、真冬に堆肥を株元に施してやると良いようです。
ハギは密植するとアブラムシがつきやすいので、株間を少し離して風通しを良くしましょう。
ハギは生育旺盛なので、つい春や夏にも剪定しがちですが、花芽は新梢にできますので、
花後まではできるだけ切らないようにしましょう。
花後には半分くらいに切り詰めることができます。
真冬に葉が枯れてから、地面から5cmくらいのところで全ての枝を切ってしまいます。
こうすることで春に新しい元気な枝が伸びて、たくさんの花を咲かせてくれます。
ハギは株分けで殖やすことができます。
適期は冬季剪定のあとの1月か2月です。
根を傷めると弱りますので、根をできるだけ切らないようにしてください。
ハギは6月には挿し木も可能です。
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