ゲラニウム
ゲラニウムは可憐で清楚な丸い花をいっぱい咲かせてくれるのが特徴ですよね。
最近の園芸植物では珍しく、華奢な山野草の雰囲気を持った花なのも魅力ですね。
イングリッシュガーデンでは定番中の定番のゲラニウムですが、日本の蒸し暑い夏は大の苦手。
ゲラニウムを枯らしてしまった方も多いのではないでしょうか。
ゲラニウムを育てられるようになれば、他のイングリッシュガーデンのメンバーたちも楽に育てられるようになるので、是非、ゲラニウムの栽培に挑戦してくださいね。
なお、ゲラニウムは属名で、名前の似ているゼラニウムとは別属になります。
ゲラニウムの花壇での育て方
蒸し暑いのが大嫌いなゲラニウムなので、いかにして、夏越しさせるかが鍵になります。
まず、花壇に植える場合は、
レイズベッドにしてください。
酸度調整済のピートモスや腐葉土、軽石などで水はけが良くなるように土壌改良をして、まわりよりも、20cmくらい高くします。
場所は、風通しが良く、朝日がしっかり当たり、夕日は当たらないのがベストです。
真夏に、早めに日陰になるような場所を探しましょう。なければ、寒冷紗などで遮光するのも方法ですね。
ゲラニウムは草丈が低いので、花壇の手前に植えるといいでしょう。
株元の土が暑くなり過ぎないように、バークチップなどでマルティングしましょう。
マルティングは泥はね防止や乾燥防止にもなります。
そして、春の花が終わる頃に株全体を1/3程度に切り詰めてください。
肥料は4月以降は施さないようにします。
冬は簡単な霜避け程度で越冬可能です。
アブラムシが付きやすいので、早めに防除してください。
病気の原因になりやすいので、花がらや枯れ枝は小まめに取り除きましょう。
ゲラニウムの鉢植えの育て方
花壇でゲラニウムを枯らしてしまう人は、鉢植えで挑戦しましょう。
山野草として育てれば、暖地でもゲラニウムを夏越しできるでしょう。
鉢植え用土としては山野草専用の用土を使用するといいでしょう。
早春から花の時期までは、風通しが良く、日当たりの良い場所に置きましょう。
水切れが苦手な植物なので、水を切らさないように。
肥料は緩効性の化成肥料を5月まで施してください。
そして、6月になったら、残っていても取り除きましょう。
梅雨になったら、直接、雨のかからない場所に移します。
真夏には、涼しい日陰か、1日中、冷房のかかっている室内の明るい場所で管理してください。
冷房の風が直接かからないように注意します。
できれば毎年、植替えしてください。
根鉢を崩して、古い用土をすべて取り除いてから、適当に株分けして、1株ずつ、新しい用土で鉢に植え付けてください。
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