月下美人
月下美人は慣れないうちはなかなか咲いてくれないのに、何かの拍子に純白の大輪の花が夜に咲いて、次の日にはしぼんでしまうという、印象的な花ですね。
月下美人を咲かせられない人の多くは、月下美人が樹上性のサボテンということを理解されていないようです。
月下美人は一般の草花と較べて、水はけの良い用土、肥料は少なめ、水遣りも控えめ、置き場所は春から秋が風が通る半日陰、冬は日当たりの良い室内という注意事項を守れば、誰でも簡単に咲かせられる花ですので、皆さんもチャレンジしてみてください。
月下美人の育て方
蕾のある月下美人の鉢を購入されたら、屋外の半日陰に置いてください。
風通しが良い方がいいのですが、強風で茎節が痛まないように支柱をしっかり立ててください。
月下美人はサボテンですから、真夏や真冬に水をやりすぎると根腐れします。
鉢土の表面が乾いてから、しっかり水やりしてください。
月に1回程度、薄めの液体肥料を水やり代わりに施します。
それ以外には肥料は不要です。
挿し木から3年目くらいから花がつくようになりますが、月下美人は株に力がないと蕾ができません。
月下美人の大株の場合、花がらを摘んで、上手に管理すると10月までに3回花を咲かすこともできます。
月下美人は花後の9月から10月にかけて剪定や植え替え、挿し木を行うと良いでしょう。
まず、古い葉や病気の葉をまびき、伸びすぎたシュートは元から切ります。
2,3年で植え替えします。また、根腐れした場合はすぐに植え替えてください。
月下美人の用土は小粒赤玉土7、腐葉土3くらいの水はけの良いものが適しています。
元肥は入れないようにしましょう。
支柱を立てるのを忘れないように。
月下美人の茎節(2,3節分)をバーミキュライトや鹿沼土(小粒)に挿すと2週間程度で簡単に発根します。
挿し穂は2日ほど日陰で切り口を乾燥させます。
挿し床は挿し木の前に十分に湿らせておいてください。
発根までは乾きすぎない程度に水やりは控えめにします。
10月に挿し木した場合は、5月まで鉢上げせずに、そのままで管理する方が失敗が少ないようです。
月下美人の鉢は10月中旬には日当たりの良い部屋に取り込みましょう。
月下美人は耐寒性はありませんので、室温5度以上を確保してください。
ただし、20度以上になると休眠できずに調子が悪くなってしまいます。
真冬の水やりは2週間に1回程度たっぷりあげてください。肥料は施しません。
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