エキナセア
エキナセアとはキク科のなかの属名で、園芸的には、エキナセア・パリダなどのエキナセア属の園芸植物を指します。
エキナセア・パリダは、紫がっかったピンクの細い花弁がほぼ真下に垂れる特徴的な花形が印象的な植物です。
エキナセア属の多くの植物は、花弁が下に垂れるものが多いのですが、その程度はまちまちです。
他のキク科植物とほとんど見分けのつかない花を咲かせる品種もあります。
真紅や赤紫など赤系の花色が多いですが、白や黄色の花を咲かせる種類もあります。
エキナセアの特徴は生育が緩慢で、株がコンパクトにまとまるところなので、都会の狭いお庭には重宝しますね。
また、真夏にも元気に咲いてくれるので、夏花壇におすすめの宿根草です。
エキナセアの育て方
エキナセアは生育は緩慢ですが、基本的には強い植物です。
最低温度は−10度なので、東京近辺でも地植えで越冬可能です。
また、耐暑性も強いのも特徴ですね。
春から夏にかけて時々、ガーデニングセンターなどで苗が出回るので、その時に購入するといいでしょう。
エキナセアは基本は地植えで、日当たりと水はけの良い場所に植え付けましょう。
植え付ける前に腐葉土に苦土石灰などでPH調整したものをすき込んでおきましょう。
緩効性の化成肥料も入れておきましょう。
株間は30cmくらいにします。
鉢植えにする場合は、市販の草花用の園芸用土を使えばいいでしょう。
鉢植えでは、鉢土が乾いてから、しっかり水やりしてください。
地植えの場合は、真夏などの乾きやすい時以外は水やりの必要はないでしょう。
なお、アブラムシやハダニが付くことがあるので、適宜、防除してください。
エキナセアは種から育てることもできます。
種まきの適期は5月から6月です。
発芽適温は20度で、軽く覆土してください。
また、3月から4月には株分けすることができます。
土を落として、こぶし大くらいに分けて、すぐに植え付けてください。
エキナセアは冬には枯れますが、春にはまた芽吹いてきます。
なので、鉢植えの場合にも、真冬でも少しは水やりしてくださいね。
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これで旅行中の水やりも安心ですね!
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