フォステリー系クレマチス
早春に白い小さな花が一面に咲いているクレマチスをご存知ありませんか?
これはニュージーランドとオーストラリア原産のフォステリー系と呼ばれるクレマティスの系統です。
多花性なのに、ツルが1,2mしか伸びずコンパクトにまとまるので、コンテナ植えに最適の系統です。
小さなオベリスクやフェンスにからませると、一面に白い花を咲かせてくれます。
他のクレマチスとは違って、つるが下にたれても花が付くので、ハンギングバスケットや腰高のコンテナに植えて、楽しむこともできます。
また、フォステリー系クレマチスは、パンジーやビオラなどの早春から咲く草花と合わせてみるのも楽しいですよ。
そうそう、フォステリー系クレマチスは葉の形にも個性的な種類が多くてコレクションするのも、おもしろいでしょう。
フォステリー系クレマチスの植え付け
フォステリー系クレマチスは真夏以外なら、いつでも植え付けることができます。
用土は赤玉土4:鹿沼土3:腐葉土3に緩効性化成肥料を少し入れたものが良いでしょう。
用土は上からしっかり押さえて、苗の根鉢と用土の間に隙間ができないようにしてください。
簡単に1鉢で仕立てるのなら、鉢に合った大きさのオベリスクを立てて、つるを誘引しておきます。
植え付けたら、しっかり水やりしてくださいね。
フォステリー系クレマチスの植え付け後の育て方
クレマチスなので、水切れは厳禁です。
鉢土が乾いたら、鉢底から水が流れ出てくるくらいに、しっかり水やりします。
早春の開花時から開花後の成長期にかけて、1か月に1回程度、緩効性化成肥料を置肥してください。
フォステリー系クレマチスは旧枝咲きの系統です。
つるの剪定は必ず花後直後に行ってください。
フォステリー系クレマチスは梅雨時の過湿が嫌いです。
風通しの良い、半日くらい日の当たる軒下などで管理しましょう。
真夏は50%程度の遮光をし、肥料は与えず、風通しと水切れに注意してください。
全く日の当たらない場所で管理すると、花付きが悪くなります。
涼しくなってからリン酸分の多い液体肥料を2週間に1回程度、あげましょう。
フォステリー系クレマチスは5年程度で枯れてしまうことが多いので、挿し木をして株を更新しておくと安心です。
挿し穂には、枝の真ん中あたりの、ほど良い硬さの元気の良い部分を使いましょう。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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