クリスマスローズ
パステルカラーの愛らしい花色と育てやすさが魅力のクリスマスローズは、
和風のお庭にも合うので、もっと使われてもいいお花ですね。
いつも葉が緑で、早春のお花がない時期に咲いてくれる貴重な植物でもあります。
花期が長いのも魅力ですね。
クリスマスローズの種類
本来のクリスマスローズはヘレボラス ニゲルという学名のヨーロッパ原産の植物で、
本当にクリスマスの頃から2月頃にかけて咲きます。
一方、日本でクリスマスローズとして売られているもののほとんどは英名でレンテンローズ、
学名でヘレボラス オリエンタリスという同属の別種です。
この原種はイタリアからコーカサスにかけての山地に広く分布しています。
日本では2月から4月にかけて咲きます。
クリスマスローズの育て方
クリスマスローズの原産地は山の涼しい場所ですので、いかに日本の真夏を乗り切るのかが課題になります。
ただ、耐暑性がないわけではないので、栽培困難というわけではありません。
むしろ、耐陰性と環境適応力があるので、都会でも管理しやすい植物ですね。
微妙な花色がわかる開花株を購入するのが良いでしょう。
秋から早春まで、いつでも花壇に植えつけることができます。
クリスマスローズを植える場所は、風通しの良い、落葉樹の陰になるような場所がいいでしょう。
冬の西風の強い場所や真夏の西日があたる場所は避けます。
広葉樹林帯の植物ですので、土にピートモスや腐葉土をすきこんでやってください。
根腐れ防止のために木炭を砕いて入れてやると効果があるようです。
盆栽などで使う有機質の固形肥料を株のまわりに埋め込んでやります。
庭植えでは水遣りは不要ですが、鉢植えでは乾かさないように注意してください。
梅雨の前に肥料を切り、水はけのための排水路を作っておきましょう。
鉢植えでは雨に当てないほうが無難でしょう。
真夏は風通しを良くしてやってください。
クリスマスローズに真夏の西日は厳禁です。
クリスマスローズは5年くらいは植えっぱなしでも大丈夫です。
植え替えは10月下旬から11月にかけてが適期ですが、1月くらいまでは大丈夫です。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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