ウチョウラン
ウチョウランは超小型のかわいらしい野生のランです。
日本の野山に自生していますが、山野草としての管理が必要です。
無菌培養の技術と種子のダンボール蒔きが普及して、いろいろな花色の新品種が多数作出されています。
マンションなどの狭いスペースでのコレクションに最適かもしれませんね。
ウチョウランの育て方
球根を購入されましたら、3.5号鉢程度の大きさの山野草鉢に、ウチョウラン専用土か山野草の土を使用するのが便利でしょう。
プラ鉢は夏に蒸れるので厳禁です。
鉢底に防虫ネットを敷き、ゴロ土を入れて、用土を入れ、3,4球の球根を中央に寄せて、植えつけてください。
球根の置く向きを間違えないように。
覆土は5mm程度で良いでしょう。
置き場所は、ともかく風通しが良く、東側の朝日が入る場所で、午前中は日当たりが良く、午後には日陰になるような場所です。
西日が当たる場所は論外です。
必ず棚の上に置くか、レンガなどで地面から離して、鉢底に風が通るようにしてください。
3月上旬から発芽するまでは1週間に1度水遣りしてください。
発芽したら、週に2回は水やりしましょう。
1週間に1度程度、薄い液体肥料を水やり代わりに与えるのも効果的です。
軸が折れやすいので、水やりは必ず株元にやさしくしてください。
5月下旬になったら水遣りを夕方に行い、夜温を下げるようにします。
水遣りの回数は乾き過ぎないように週3回程度に増やします。
開花したら室内の風通しの良い場所で鑑賞してもかまいませんが、
蒸れに注意してください。
夏場になると立ち枯れしやすくなります。
遮光ネットで日差しを弱め、風通しをよくすることに注意してください。
水遣りの回数と量を控えめにして、蒸れないようにしましょう。
肥料はもちろん施しません。
秋になって涼しくなったら、薄めの液体肥料を施して、球根の充実をはかってください。
冬になると枯れますので、潅水をやめて、温度差の少ない凍結しない場所で鉢ごと冬越ししましょう。
室内の暖かい場所には置かないでください。
3月上旬に球根を掘り出し、充実した新球を新しい鉢に植えつけてください。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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