タツタソウ
日露戦争のときの軍艦「竜田」の乗組員が中国から持ち帰ったことからタツタソウと呼ばれているようです。 藤紫色の花を桜の季節に咲かせてくれるので、人気の山野草ですね。 比較的性質が強いので、初心者向きの山野草と言えるでしょう。 なお白い花を咲かせるアメリカタツタソウも苗が出回っているようです。タツタソウの育て方
タツタソウはイカリソウによく似た性質なのでイカリソウの栽培経験があればタツタソウを育てるのは簡単でしょう。 基本的に落葉樹の下で育つ植物なので、春は直射日光が当たり、夏から秋は半日陰になるような場所が好きです。 また、水切れは厳禁です。 5月下旬から6月下旬に出回っている苗を根鉢を崩さずに普通の山野草用の用土で植えつけてください。 プラ鉢よりも駄温鉢や山野草鉢がいいでしょう。 気候の良い時期には2週間に1回程度、液体肥料をあげるといいでしょう。 日光が強くなってきたら50%の遮光をし、真夏には75%の遮光が必要です。 また、根が乾くと枯れるので、乾くときは水やりを毎日する必要があります。 真夏の水やりは日が沈んでからにしましょう。 真夏に暑がるようでしたら、風通しの良い日陰で管理してもいいでしょう。 秋になったら半日陰か50%遮光に戻し、葉が枯れるまで、そのまま管理します。 冬になったら冬芽を土で隠して、北風の当たらない場所で管理してください。 寒冷地では暖房していない室内に取り込む必要があります。 春先に芽が出る前に、古い枯れた葉は根元から切り取っておきましょう。 梅雨時にはうどんこ病が出やすいので注意してください。 ナメクジやヨトウムシに芽を食べられることがあります。 2年に1回は植え替えないと病気になりやすくなります。 植え替えの適期は5月下旬から6月下旬か9月下旬から10月上旬にかけてです。 大きく育った株であれば、植え替え時に株分けして殖やすことができます。 花後にできる種をまいて殖やすこともできます。 とりまきして丁寧に管理すれば3,4年で開花サイズになります。山野草の苗/タツタソウ(竜田草)3号ポット タツタソウは春咲きの山野草のなかでも、かなり育てやすい植物です。
淡い紫色の花がきれいで、最近、人気が出てきました。
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