シャジン
イワシャジン、ヒメシャジン、ツリガネニンジン、ソバナなどのツリガネニンジン属(Adenophora)に属する山野草を園芸的にはシャジンと総称するようですが、別属のホタルブクロの仲間もシャジンとして売られていることがあります。
シャジンは青紫の釣鐘状のかわいらしい花を風になびかせている様が風情があり、人気のある山野草のひとつですね。
シャジンの育て方
高山性のイワシャジンやホウオウシャジンなどは、山野草としての慎重な管理が必要です。
イワシャジンなどは岩場の植物ですから、4号程度の腰高鉢に小粒の軽石や日向砂などの水はけの良い用土を用意してください。3月ごろに苗を購入して植えつけると良いでしょう。
鉢は日なたの棚の上に置きます。
4月になって暖かくなれば、固形の油粕肥料を置肥してください。
イワシャジンなどのシャジン類に水きれは禁物です。
ベランダなどの乾きやすい場所では、特に注意してください。
7月になったら早めに涼しい半日陰に移してあげてください。
真夏は風通しと水切れに注意し、必ず遮光します。
イワシャジンなどは3月に株分けで殖やすことができます。
シャジン類は耐寒性が強いので、屋外の軒下などで十分に冬越し可能です。
ただし、地上部が枯れても3,4日に1回の水遣りは続けてください。
低山性のツリガネニンジンやソバナなどは、夏に涼しい土地では庭植えも可能です。
ツリガネニンジンなどの低山性のシャジンは3月に腐葉土の多目の用土で植えつけてください。
特別の山野草用の用土でなくてもかまいませんが、肥料分を少なく、水はけは良くしてください。
ツリガネニンジンなどは、庭植えでは、真夏以外は水やりはほとんと不要ですが、鉢植えの場合は、小まめに水やりしましょう。また、背が高くなるので倒伏に注意しましょう。
ツリガネニンジンなどの低山性のシャジンの鉢植えの管理はイワシャジンなどと同じで良いでしょう。
ツリガネニンジンなどでは、株分け以外に、根分けや挿し木でも殖やすことができます。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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