サギソウ
シラサギが舞うように白くて可憐で、しかし日本の風土にしっかりと根付いて咲いているサギソウは、
山野草でありながら、一般の園芸店でも人気の植物です。
自然界では一時、開発ラッシュによって生息地の湿原が破壊され絶滅の危険にさらされていましたが、
多くの人たちの努力によって復活しつつあります。
園芸店などで見かけるものは、自然のサギソウを増殖したものと、
それから改良した園芸品種の双方が混在しているようです。
サギソウには斑入りの品種も多くありますし、
最近はヨーロッパから紅花のサギソウも輸入されているようです。
サギソウの育て方
サギソウは一応、山野草に分類されますが、非常に育てやすい植物です。
湿原の植物ですので、水切れにさえ注意すればどなたにでも栽培できます。
植え付け、植え替えの適期は早春です。
毎年植え替えた方が花付きがよくなります。
3月中旬までには植え替えましょう。
サギソウの球根は大きめの浅鉢に3cm間隔くらいに寄せ植えすると見ごたえがあります。
用土はミズゴケ単用か鹿沼土7:軽石砂3くらいの水持ちの良いものにしましょう。
鉢は日がよく当たる場所に置きます。
春と秋に骨粉入りの有機固形肥料を置肥しておきましょう。
時々、水やり代わりに液体肥料を施してもいいでしょう。
ともかく湿原の植物ですから、水はたっぷりあげてください。
基本的に用土を乾かさないようにします。
真夏には朝夕2回水やりする必要があるでしょう。
乾きすぎるようでしたら腰水していただいても大丈夫です。
秋になって葉が枯れたら水やりは控えめにしてください。
冬場は寒風を遮ることができる軒下などに置きます。
早春の植え替え後に日向に出して通常の水やりにしてください。
条件が良ければ球根が増えます。
植え替え時に分球して株数を殖やす事ができます。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
PR