ネジバナ
梅雨の頃に、芝生の中に細い小さなピンクの線が見えれば、それがネジバナです。
近寄って見ると、小さなピンクの花が螺旋状に連なって咲いているのがわかります。
手入れの行き届いた芝生では、何本も群生しているのが見られますね。
子供たちに踏まれる前に、2,3本切り取って小さな瓶にでもさすと、かわいいものです。
そして、意外にもネジバナは花持ちが良いのに驚かされます。
園芸品種としては大花に改良したもの、白花に改良したものなどがあり、結構人気があります。
それもそのはず、ネジバナはれっきとしたラン科植物です。
ネジバナの育て方
ネジバナは芝生で自生している分には手間がかからないのですが、園芸品種を山野草鉢で育てるとなると、かなりの技量と環境が必要になります。
芝生というのは、日当たりが非常に良いにもかかわらず、芝草のおかげでそれほどには温度があがりません。
また、水もちが良く、乾燥しにくい環境です。
芝刈りのときに、まわりの芝や雑草が刈り取られますから、意外と風通しも良いようです。
これらの条件を満たすためには、ネジバナを栽培するためには断熱鉢や水冷鉢を用意して、日当たりの良い棚上の風通しの良い場所で管理しなければならないでしょう。
夏場対策として、用土の水はけを良くして、真夏は朝晩毎日水遣りする必要があります。
春、秋は置き肥をしてください。
それでもネジバナの栽培がうまくいかない時は、1)用土の上をコケで覆う、2)他の山野草と寄せ植えにする、
3)鉢の中にダンボール紙を巻いて入れる、などの裏技?があります。
ネジバナは春、秋には植え替えが可能です。
秋には株分けもできます。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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