マツムシソウ
マツムシソウという名前ですが、マツムシに似ているから、ではなくて、マツムシが鳴く頃に咲くから、という理由だそうです。
初秋の高原にハイキングに行くと、緑の草原の中に薄紫のコスモスにちょっと似た感じの花が咲いていることがあるでしょう?
これがマツムシソウです。
日本のマツムシソウは背が高くて倒伏しやすく、花後にすぐ枯れてしまう1年草で栽培しずらい植物です。
一方、ヨーロッパ原産のヒメマツムシソウは草丈15cmくらいのかわいい植物で、少し工夫をすれば他の園芸植物との寄せ植えも可能です。
また、ヒメマツムシソウは、花がら摘みを励行すれば5月から7月の間、長く咲き続けてくれます。
マツムシソウ類の育て方
マツムシソウは秋にできた種子を取り蒔きします。
湿った土を軽くかけて、乾かさないようにしてください。
ポットに3粒くらいまいて、発芽したら、しっかりした株を1本だけ残します。
1か月くらいしたら4号鉢に鉢上げしてください。
用土は山野草用の専用用土がいいでしょう。
冬も屋外で管理してください。
春になって大きくなってきたら、5号鉢に植替えしてあげましょう。
マツムシソウは高温多湿に弱い植物です。
東京以西では、二重鉢にしたり、水冷鉢を使ったり、できるだけ涼しくなるようにしましょう。
ヒメマツムシソウのような西洋マツムシソウの多くは宿根草です。
花がらを摘んで種子ができないようにすると宿根しやすいようです。
多くの西洋マツムシソウは、夏の暑さにもある程度、強いので、場所によっては庭植えも可能です。
ただし、蒸れると枯れてしまいやすいので、できるだけ風通しと水はけを良くしてください。
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