原種シクラメン
シクラメンは代表的な冬の鉢花ですね。
改良が進んで、大輪できれいなで花色の品種が多数出回っています。
一方、改良される前のシクラメンの原種の雰囲気を保った品種を園芸的には原種シクラメンと呼んで、
改良品種とは区別しています。
原種シクラメンは、小さく可憐で、今までは「洋風のきれいな花の咲く山野草」として、
一部の愛好家の間で栽培されていましたが、
最近になって、一般の園芸店にも開花株が出回るようになってきました。
原種シクラメンの育て方
秋に開花株を入手したら、北風の当たらない、日当たりの良い場所に置いてください。
冬場はサンルームのような、日当たりの良い室内に取り込みます。
原種シクラメンに過湿は禁物です。
必ず、鉢土が乾いているのを確認してから水やりしてください。
桜が散る頃に屋外の日当たりの良い場所に出してあげてください。
肥料は早春から5月頃まで緩効性の化成肥料を少し少なめに置肥してください。
薄めの液体肥料を水やりがわりに施してもかまいません。
原種シクラメンは、購入後の最初の年と、その後2年に1度は、4月下旬に鉢換えしてあげてください。
原種シクラメンには乾きやすい素焼きの平鉢を用意してください。
山野草鉢は乾きにくいので、利用される場合は水やりに注意しましょう。
用土は小粒赤玉土6:PH調整済みピートモス3:桐生砂1くらいが良いでしょう。
鉢の中ほどまで用土を入れたら球根を置き、その上に軽く用土をかけてあげましょう。
植え付け直後には、しっかり水遣りします。
6月下旬から9月はじめまでは水を切って日陰で夏越しします。
ただし、1ヶ月に1回くらいは、お湿り程度に水をあげてください。
原種シクラメンは灰色かび病や軟腐病にかかりやすいので、
適宜、殺菌剤を散布して予防しましょう。
原種シクラメンの球根はなかなか大きくなりません。
殖やすときは、種を作って、取りまきしましょう。
ただし、種類によっては種子ができにくいものや、開花まで年数がかかるものがあります。
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これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
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自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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