フクジュソウ
フクジュソウ(福寿草)ほどおめでたい名前の植物はないですよね。
ちょうど旧正月の頃に黄金色の花を咲かせるので、江戸時代からお正月のお目出度い植物として珍重されてきました。
暦が変わって自然環境では現代のお正月には花は咲いていませんが、園芸店などではお正月飾りとして年末にも販売されています。
福寿草の品種
古典園芸植物のフクジュソウですが、今でもいくつかの品種が残っています。
普通の
みちのく福寿草のほか、
くっきりとした花色の
秩父紅、
黄色、緑、さらにまた黄色と花びらが三段からなる
三段咲き、
八重咲きの
花園福寿草などが入手可能です。
福寿草の育て方
お正月飾りなどで購入された場合は、花後すぐに植え替える必要があります。
植え替えを怠ると、まず来年の花は見込めません。
フクジュソウは寒さに強い植物ですので、植え替えは冬の間に行いましょう。
通常は霜が降りてから12月に行います。
花が完全に枯れる前に鉢から抜き取り、根鉢を崩して用土を完全に取り除きます。
庭植えの場合は、落葉樹の下になる場所に腐葉土をかなり多めにすき込みます。
根を傷めない様にていねいに植えつけてから、たっぷり水やりしてください。
その後、腐葉土や落ち葉などを株元のまわりにたっぷり敷いてやりましょう。
庭植えの場合は、とくに水やりは必要ないですが、真夏に乾きすぎる場合は、そばの落葉樹に水やりしてください。
夏には葉が枯れてわからなくなってしまいますが、植えつけた場所を忘れないようにしてください。
フクジュソウは根が下に伸びますので、鉢植えの場合は深めのやや縦長の鉢を使いましょう。
底にゴロ土を入れて、用土は小玉の赤玉土:腐葉土=1:1で良いでしょう。
元肥としてマグアンプをスプーン2,3杯まぜておきます。
植え替え後は屋外の日当たりの良い場所で管理してください。
夏は苦手なので、落葉樹の葉が茂ってきたら、風通しの良い日陰に移してください。
落葉する頃にまた日向に戻します。
鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。
夏には地上部は全て枯れますが、根は生きていますので、水やりを忘れないようにしてください。
葉が出てきたら、小粒の固形油粕肥料を置肥してください。
フクジュソウは夏場に白絹病が発生することがあります。
発生した株は抜き取って焼却してください。
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