ウインターグラジオラス
東京付近で12月に満開になるので園芸的にはウインターグラジオラスと呼ばれています。
しかし、グラジオラスとは別の属の植物で、昔の属名のシゾスティリスと呼ばれることもあります。
花はグラジオラスとは異なり5弁の花びらがある赤い花が有名ですが、白花の品種もあります。
球根もできますが通常は宿根草として扱われています。
ちょうど冬になって花がなくなった頃に赤い花が咲くので、非常に目立ちますし、鉢花にするとポインセチアやシクラメンと合いますね。
ちなみに、葉はグラジオラスに似た細長い葉です。
ウインターグラジオラスの育て方
ウインターグラジオラスという名前ですが、熱帯生まれのグラジオラスとは全く違う植物で、性質も異なります。
性質が強く、東京では簡単な霜よけ程度で屋外で越冬可能です。
逆に夏の暑さに弱いので、暖地では山野草鉢に植えて、山野草並みの暑さ対策をした方が安心でしょう。
苗や球根をガーデニングセンターなどで見つけたら3月か4月に株間20cmくらいで植えつけてください。
暑さに弱いので花壇などに植えるときは西日の当たらない風通しの良い場所に植えつけてください。
真夏は50%程度の遮光が必要です。
鉢植えにする場合は赤玉土:腐葉土が1:1くらいでいいでしょう。
水切れに弱いので、鉢植えの場合は乾いたらすぐに水やりしてください。
特に真夏は水やりするときに、まわりに打ち水しておくといいでしょう。
春と秋の気候の良い時期には、2週間に1回程度、液体肥料をあげてください。
真冬には枯れた葉を地際で切って凍らない場所で管理してください。
冬でも乾いたら軽く水やるいします。
ウインターグラジオラスは種や球根もできますが、通常は株分けで殖やします。
適期は3-4月です。
なお、ウインターグラジオラスには病虫害はほとんどないようです。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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