原種チューリップ
チューリップはもともと地中海沿岸やトルコ、アフガニスタン、イランなどの地中海性気候の地域が原産の植物です。
この地域は夏は比較的涼しくて雨が少なく、秋から冬にかけて雨が多く降ります。
日本では富山県や新潟県が似た気候なので、チューリップの球根の産地になっているのですね。
原種チューリップと呼ばれているのは、本当のチューリップの原種や、それらの原種から選抜したものです。
一般の園芸品種のチューリップにくらべて、草丈も小さく、花も小ぶりのものがほとんどですね。
花の形も、いわゆるチューリップとは一風変わったものもあります。
原種チューリップの利用方法としては、鉢植えや小型のコンテナ、ロックガーデンなどがおすすめですね。
また、パンジーやビオラなどの草花との寄せ植えもおもしろいと思いますよ。
原種チューリップの育て方
原種チューリップは10月から11月にかけて植え付けてください。
原種チューリップの球根の中には消毒が不完全なものもあるので、ペンレート水和剤1000倍液などで殺菌するといいでしょう。
原種チューリップの鉢植え用土としては、一般の草花用培養土や小玉赤玉土7:ピートモス3などがいいでしょう。
肥料が入っていない用土の場合は、緩効性の化成肥料を元肥としてまぜこんでください。
球根と球根の間の間隔は1球分くらいでいいでしょう。
球根の頭がきっちり隠れるくらいに覆土してください。
ちなみに花壇に植える時は、間隔を2球分にします。
また、鉢植えよりも深めに(10cmくらい)に球根を埋めてください。
植え付け後にしっかり水やりして、芽が出るまでは乾かさないように屋外の半日陰で管理してください。
芽が出たら花が終わるまで、屋外の日当たりの良い場所で管理します。
ただし、北風が強い場合は、寒冷紗などで風よけしてください。
鉢植えは1月いっぱいは乾かし気味に管理し、2月から本格的に水やりします。
花壇では、冬場でも土が乾いたら、水やりしてください。
花が終わりそうになったら早めに花がらを摘み、水やりを控えめにしてください。
5月に水をやり過ぎると、球根が腐ってしまうことがあります。
フラワーショップ並木 チューリップ球根
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
PR