お料理の色付け、香り付けに使われるサフランですが、球根を入手すれば簡単に花を咲かせることができます。
花が咲いたら開花した日に赤い雌しべを摘み取り、陰干しして乾燥させてから保存してください。
サフランには薬効もあって、咳止めにも使われますよね。
花も大きくて豪華なので、秋のガーデニングの素材としても重宝します。
なお、来年も咲かせるためには、花壇や鉢などに植えつけて肥培しないといけません。
サフランの育て方
水なし栽培
サフランは
コルチカムのように水なしでも開花させることができます。
というよりも、風通しの良い机の上に転がしておけば、秋になって涼しくなると芽が出てきて、開花します。
ただし、あまり日当たりの悪い場所では発色が悪くなります。
雌しべを摘み取ってから、すぐに鉢や庭に植えれば、作落ちしますが、なんとか来年も開花できるようです。
水栽培
サフランはチューリップやスイセンのように水栽培することができます。
根が伸びだすまでは暗所に置いておいて、根がしっかり伸びてからは日に良く当ててください。
鉢植え
サフランを鉢やプランターに植えつける場合は、水はけの良い市販の植物培養土を利用するといいでしょう。
球根の一番上が少し隠れるくらいの浅植えにしてください。
植え付け時期は8月下旬から9月上旬の間がいいでしょう。
球根を植えつけたら風通しの良い日当たりに置いてください。
過湿を嫌うので鉢土が乾いてから、しっかり水やりしてください。
花が咲いたら早めに切り取りましょう。
5月になると葉が枯れてくるので球根を堀りあげて風通しの良い場所で乾かして、涼しい場所で保管します。
子球ができるので、子球は分けて、別の小さな鉢に植えつけてください。
子球を大きくしたいときは、蕾が出てきたら、すぐに切り取ってください。
花壇植え
サフランは酸性土壌を嫌い、また過湿も嫌うので、花壇などに植える場合は土壌改良が必要です。
まず、花壇の土にパーライトや川砂をまぜて水はけが良くなる様にします。
土壌のpHを調べながら苦土石灰を入れて土を中和してください。
植えつけるときも、畝のようにまわりよりも少し高くなるようにして、球根の上1/3を土の上に出すように植えつけてください。
花壇植えの場合は軟腐病になりやすいので、9月になってから植えつけるのがいいでしょう。
暖地では鉢植えの方が育てやすいかもしれません。
球根/サフランお徳用20球入り
土も水も与えず室内に転がしておいたままでも立派に花を咲かせることができます。
スイセンのように水栽培も可能です。