ユリ
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と評されるユリは美人の代名詞であるとともに、世界的な花卉産業のひとつの核になっています。
百合は東アジア、特にわが国に鑑賞価値の高い原種が多く存在し、古来より、切り花、薬用、食用として珍重されてきました。
明治以降、日本産のユリがヨーロッパで改良されて数々のすばらしい園芸品種を生み出しています。
花壇用にも切花用にもユリの花は日本に適したすばらしいガーデニング素材ですね。
特に花だけでなく、全体的なすっきりした立ち姿を含めて鑑賞できるようにしたいものです。
ユリの品種
ユリの育て方
ユリの開花株を購入された場合は早めに大き目の鉢に植え替えます。
球根を購入した場合は、10ー11月に植え付けます。
ユリは体を支える下根と肥料や水を吸収する上根があります。
浅植えにすると上根が発達しないので、できるだけ深植えにします。
ユリの球根を植えつけた鉢は十分に水やりをして、日当たりの良い場所に置きます。
紅葉の季節になったら徐々に水やりを控えめにしていきます。
まだ芽は出ませんが、鉢植えの場合には乾燥しすぎることが多いので、冬場にも水やりを忘れないでください。
また、ユリは球根を凍らせてしまうと芽が出なくなりますので注意します。
春になって芽がでてきたら用土が乾いたらたっぷり水やりしましょう。
4月頃1ー2回薄い液体肥料を施しますが、その後は肥料はやりません。
花後に2週間に1回程度液体肥料をやればいいでしょう。
百合は夏場の高温は苦手ですので、できるだけ風通しの良い涼しい場所に置きます。
また、水切れには十分注意してください。
庭植えの場合にはユリの根元に敷きわらをして乾燥を防いでください。
ユリを殖やすには上根につく木子や、茎にできる珠芽(むかご)、球根の鱗片をはがして秋に球根に準じて植え付けます。
花がらを摘まないでおくと実がなることがありますが、これから種を取ってまいて育てることも可能です。
ただし、花が咲くまでに2ー3年かかりますし、親と同じ性質のものとは限りません。
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