クリヌム
クリヌムというと、ほとんどなじみがないと思いますが、ハマユウの仲間と言えばイメージが湧くのではないでしょうか。
クリヌムの仲間の多くはアフリカなどの熱帯から亜熱帯原産で、ヒガンバナ科の球根植物ですね。
ハマユウは西日本の暖地の海岸に自生していて、夏の夜に良い香りを放つので有名ですよね。
インドハマユウは、大輪の見ごたえのある花になります。
日本の園芸店でクリヌムとして売られているのは、おもに、南アフリカ原産で大きなユリのような花を咲かせるムーレイと、その交雑種になります。
クリヌムの育て方
クリヌムの球根の植え付けは八重桜が散ってから行いましょう。
寒の戻りがあると、出てきた芽が傷むことがあります。
クリヌムは太陽と水が大好きな植物です。
日当たりの良い場所に、球根の頭が出るくらいに浅く植え付けます。
大きくなるので、球根の間隔は50cmは必要です。
鉢植えする時は、10号鉢に1球程度になります。
植え付け前に、腐葉土などを多めにすき込んでおくと、よく育ちます。
生育期には土の表面が乾いたら、しっかり水やりしましょう。
肥料は液体肥料を月1回程度、施せばいいでしょう。
クリヌムにはヨトウムシが付くことがあります。
食欲旺盛なヨトウムシは、大きなクリヌムの株でも、丸裸にしてしまいますし、ウイルス病を媒介します。
ですので、見つけ次第、捕殺するとともに、浸透移行する薬剤を株元にばらまいておいて、予防しましょう。
クリヌムでは品種により耐寒性に違いがあります。
霜が当たると枯れる品種もあれば、寒くなると地上部が枯れて球根の状態で越冬する品種もあります。
非耐寒性の品種は鉢植えにして、真冬には室内に取り込みます。
耐寒性の品種は、地上部が枯れたら、株元を落ち葉などで完全に覆って、防寒するといいでしょう。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
PR