天使の釣り竿 ディエラマ
ディエラマは、すらりと伸びた茎の先に、リンドウのような感じの小さい花が咲きます。
初夏に花が咲いて、風にそよぐところは、優雅で魅力的ですよね。
そういうところから「天使の釣り竿」という呼び名もあるアヤメ科の球根植物です。
高温多湿や極度の乾燥を嫌い、霜にも弱いという、南アフリカ原産らしい、やや気難しいところのある植物ですが、是非、挑戦してみてくださいね!
ディエラマの育て方
種子から育てる場合は、春と秋に種まきできますが、低温に合わないと発芽しないので注意してください。
秋まきの場合は、冷蔵庫に3週間くらい保存して低温処理するといいでしょう。
種まきのときは、種が隠れるくらいに土をかけてあげます。
本葉5枚程度の時に、根を傷めないように鉢上げしてください。
春になるとガーデニングセンターなどにディエラマのポット苗が出回るので利用するといいでしょう。
ディエラマは1mくらいに背が高くなりますし乾燥を嫌うので、庭植えにした方がいいでしょう。
ただし、真夏の高温多湿を嫌いますので、真夏にできるだけ風通し良く、涼しくなるような場所に植え付けます。
真夏には半日陰になるくらいの方が調子がいいです。
植え付け前に、腐葉土などを入れて土壌改良をするといいでしょう。
植え付け前には緩効性の化成肥料を適量、施しておきますが、追肥は控えめにしないと、伸びすぎてしまいます。
定植する時は50cmくらいの株間をあけるようにしましょう。
ディエラマは乾燥に弱いので、真夏などに極端に乾燥する場合は水やりが必要です。
それ以外は、通常は、水やりの必要はありません。
霜が降りる地域では、霜避けが必要です。
植えっぱなしでも問題ありませんが、3,4年に一度は植え替えた方がいいでしょう。
まれに、害虫に球根が食害されることがあります。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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