スイセン
スイセンはヒガンバナ科の球根植物です。
地中海沿岸地方が原産地ですが、古くにシルクロードを経由して中国からわが国に渡来しています。
スイセンは日本の風土に合っているため育てやすく、野性化している所もあります。
早春の代表的なお花で、花壇に植えられたり、切り花にと大活躍していますね。
ただし、ヒガンバナと同じく植物全体に毒性がありますので、決して食べたりしないようにしてください。
ペットの誤食にも注意しましょう。
スイセンの品種
一見、同じ種類のように見えますが園芸的にはナルシサス属の複数の種類を水仙としています。
黄水仙と呼ばれる在来化したニホンスイセンやおなじみのラッパスイセンの他に、房咲きスイセンやクチベニズイセン、ほのかなにおいのする芳香スイセンや花の中央にあるカップがピンク色のピンクスイセンまで、多数の園芸品種があります。
開花時期も12月に咲く房咲きスイセンから4月の終わりに咲くクチベニズイセンまでいろいろです。咲かせたい時期に合った品種を選ぶことが大切です。
他のお花にも言えることですが、冬咲きのものは開花期間が長く、暖かい時期に咲く品種ほど開花期間が短くなります。
スイセンの育て方
水仙は水を切らさないことが大切です。これは真夏でも真冬にでも言えることで、太平洋岸の冬期に雨の降らない地域では花壇植えでも、暖かい日の午前中に水やりをします。
鉢植えの場合は花壇よりも乾燥しやすいので、特に注意します。
スイセンは日当たりが悪いと花つきが悪くなるので鉢植えの場合は気を付けましょう。
水仙は肥料は少なめで結構です。
球根植物一般に言えることですが、窒素肥料が多いと夏場に球根が腐りやすくなるので、花壇に植えっぱなしにするときは注意してください。
花後に即効性のカリ分が多めの化成肥料を少し置き肥しておくといいでしょう。
来年も花を咲かせたいのなら、葉は黄色くなるまでできるだけ残しておきましょう。
スイセンは花壇に3ー4年植えっぱなしにしておくと、球根が分球して混み合い、葉は茂るけれど花数が少なくなってきます。
この場合には葉が枯れた6月頃の晴れた日を見計らって球根を掘り上げます。
球根がたくさんかたまって付いているので、ひとつずつばらばらにします。
小球も2ー3年栽培すると花が咲くようになります。
これらの球根は秋に植え付けますが、球根を浅植えすると分球しやすくなるので、
植えっぱなしにしたい人は深植えにします。
フラワーショップ並木 スイセン球根
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