インターネット園芸大事典 マダガスカルジャスミン
マダガスカルジャスミンは本当のジャスミンとは全く違うガガイモ科の植物ですが、良い香りのする白い筒状の5弁花をたくさん咲かせてくれるツル性の植物です。
日本では真夏に鉢花として売られていますが、欧米ではブライダルブーケに良く使われる花です。
香りが良いのと白い色が新婦の清純さを表すということでしょうか。
白い花と緑の葉のコントラストが、真夏の鉢花として涼しく感じさせます。
性質の強い植物ですし、最低温度さえ維持できれば冬越しも簡単なので、是非、大株に育ててみてくださいね。
マダガスカルジャスミンの育て方
ガーデニングセンターや普通のお花屋さんで、真夏に開花株が鉢花として出回ります。
真夏に開花株を購入したら、根鉢をくずさずに鉢に移して、半日陰の風通しの良い場所で育ててください。
葉が少し分厚いのですが、生育旺盛なので、水切れさせないように注意しましょう。
真夏には朝夕2回、水やりしましょう。
2ヶ月に1回、緩効性の化成肥料を与えます。
マダガスカルジャスミンは節ごとに花をつけるので、先端が1節伸びたら、芽先を切って側枝を出すようにすると花数が増えます。
病害虫は少ないです。
少し涼しくなってきたら、冬越しに備えて日当たりの良い場所に移してください。
マダガスカルジャスミンの冬越し
最低温度は5度ですが、できれば10度を維持してください。
早霜の恐れがあるので、10月中には室内の日当たりの良い場所に取り込んでください。
真冬、生育が衰える時期は肥料はやらず、水やりも少し控えめにしましょう。
マダガスカルジャスミンの植え替えと挿し木
ヤエザクラが散ったら屋外の日当たりの良い場所に戻してあげましょう。
根詰まりしやすいので、毎年5,6月にひとまわり大きな鉢に植え替えてあげましょう。
ツルを1/2くらいに切り戻し、古土も半分ほど落として植えつけてください。
用土は通常の草花用培養土に、少し腐葉土や完熟堆肥を加えたものが良いでしょう。
同じ頃に挿し木もできます。
植え替え時に切った新しく伸びたツルの部分を川砂やバーミキュライトに挿してください。
発根促進剤をつければ発根しやすいです。
日陰で水を切らさないようにして管理して、芽が動いてきたら、通常の用土を小鉢に入れて植えつけてください。
気候の良い時期は日当たりと風通しの良い場所に置いてください。
真夏には半日陰の風通しの良い場所に移してくださいね。
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