インターネット園芸大事典 グズマニア
グズマニアはアナナスやエクメアと同じパイナップル科の観葉植物ですね。
普通はお花屋さんで花付きの鉢で購入されることが多いと思います。
もっとも、みんなが花と思っているのは花を包む苞(ほう)の部分で、本当の花は小さくて、すぐにしぼんでいまいますが。
グズマニアのようなアナナス類を栽培しようとしても、「花が咲かない」というトラブルが多いです。
でも、自分で、りっぱな花を咲かせると、かなり自信になりますので、是非、チャレンジしてみてください。
グズマニアの育て方
アナナス類は1度花を咲かせた株は、2度と花を咲かせることはありません。
しっかり育てて子株を株元から出させて、それを育てないと花を咲かせることはできません。
まず、花を十分観賞したら、花茎を根元から切り取ってください。
そして、気候の良い時期には、屋外でしっかり直射日光に当てる必要があります。
ただし、半日陰の方が好きな品種もありますので、品種の説明書を良くお読みください。
また、真夏は暑がりますので、涼しい日陰で管理します。
水が好きな植物なので、水切れさせないように、頭からしっかり水やりしてください。
ほとんどの品種は着生性なので、洋ランと同じに考えればいいでしょう。
耐寒温度は5度ですので、真冬には室内に取り込んでください。
また、真冬に温度が下がる場合は水やりも控えめにして、葉に霧吹きで水をあげておきましょう。
春と秋には緩効性の化成肥料を置肥しましょう。
1ヶ月に1回、薄くした液体肥料を葉に霧吹きすることもできます。
病害虫は少なくですが、ウイルス病(葉がモザイクになる)にかかったら、株全部を廃棄してください。
グズマニアの殖やし方
子株が出てきたら、6月か7月に根元から取りはずして、根元を湿った水ゴケでしっかり巻きつけてください。
これを洋ランの要領で水ゴケで鉢に植えつけて、水切れさせないようにします。
40-50日くらいで発根します。
2,3年たって大株に育っても花が咲かない場合は、やや乾かし気味に管理してください。
それでも花が咲かないときは、大きなビニール袋を用意して、鉢ごとビニール袋に入れてください。
そして、そのビニール袋を日陰で管理し、リンゴを1個入れておきます。
毎日、空気を入れ替えて1週間したらビニール袋をはずして、元の管理に戻します。
うまくいくと、2,3ヵ月後に花茎が出てきます。
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これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
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自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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