ヤマブキ
明るい黄色の花がたくさん咲くヤマブキは、サクラほどの存在感はありませんが、
春の和風庭園の脇役として欠かせない存在ですね。
ヤマブキは病虫害も少なく大変丈夫な植物ですので、
神社仏閣や公園などの公共の場所にもよく使われます。
ご家庭でも、水辺や庭石のそばに植えると邪魔にならずに、
自然な感じで春を演出できます。
一重咲きのほかに八重咲きのヤエヤマブキやシロバナヤマブキなどがあります。
なお、シロヤマブキは別属の植物で、花びらの数が4枚と1枚少ないですね。
ヤマブキの育て方
ヤマブキは非常に丈夫で耐陰性の強い植物ですが、
本来は、日当たりの良い肥沃でやや湿り気のある土地を好む植物です。
真夏の強い西日はやや苦手です。
従って、池や小川のそばや石づきなどに利用すると良いでしょう。
大きくならないので、大木の根じめや玄関アプローチにも向きます。
ヤマブキの植え付け時期は3月初旬が良いでしょう。
12月初旬にも植え付け可能です。
植え穴はやや浅めに広く掘って、そこに堆肥や腐葉土を十分にすきこんでください。
植え付け後は、十分に水をあげて、わらや落ち葉などで根元を覆って乾燥するのを防いでください。
4,5年に1回強めの剪定をして、株の更新をします。
時期は5月です。
地面から15cmくらいの場所で、古い枝を切ります。
ヤマブキは6-7月に挿し木で殖やすことができます。
真夏に乾燥するようであれば、毎日たっぷり水やりしましょう。
真冬には枯れ枝などを整理しましょう。
2月に株のまわりに堆肥や腐葉土をすきこんであげると花つきが良くなりますが、
与えすぎるとヤマブキらしさが失われるので、控えめにしましょう。
3月には株分けもできます。
ひこばえを3,4本まとめて根をつけて掘り取ります。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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