インターネット園芸大事典　ウツギ

ウツギ

ウツギというと地味なイメージが強いですが、ツツジやサツキなどの春の花木と
ムクゲやサルスベリのような夏の花木との間のつなぎの期間に咲くので重宝しますよね。

海外では園芸用に改良されて、ピンクやホワイトのきれいな花色のものや、
黄金色の葉や斑入り葉の品種も出回るようになってきました。

ウツギは非常に丈夫で育てやすく、花つきも良いので、初夏のお庭の主役として
考えてみてはいかがでしょうか？

園芸的にウツギと呼ばれているのは、ユキノシタ科（アジサイ科）のウツギ属と
バイカウツギ属、スイカズラ科のタニウツギ属の植物を指します。

ユキノシタ科（アジサイ科）のウツギ属にはサラサウツギ（八重咲き、白花の外側がピンク）や
ヒメウツギ（白）の園芸品種があります。

そのほか、海外で育成されたピンクのマギシエンやオゼアリンドといった品種も出回っています。

基本的に成長が遅く、樹高が1-1.5ｍくらいと、あまり大きくならないので、お庭やコンテナ、
大鉢植えなどで扱いやすい種類です。

ウツギで良い香りがするのが、このグループです。

樹高は２ｍくらいになりますが、枝先がアーチのように垂れ下がるので風情があります。

花色は基本的に白ですが、斑入り葉や黄金葉の品種もあります。

他のウツギよりも、花が咲くのが少し遅いです。

オオベニウツギの園芸種が出回っています。

白やピンクだけでなく赤花の品種もあります。

斑入り葉や黄金葉の品種もあり、華やかですね。

5月中旬から6月にかけて、いろいろウツギの開花株がガーデニングセンターなどで出回ります。

山野草として取り扱われている場合もありますね。

鉢植えのものはそのまま花を楽しんでください。

苗のものは根鉢を崩さずに、鉢に植えつけてください。

庭への植え付けの適期は11月中旬から12月中旬、2月上旬から3月中旬です。

ウツギは日当たりの良い場所が好きですが、半日陰でも生育できなくはありません。

植えつけたら、たっぷり水やりしてください。

ウツギは花後にすぐに透かし剪定してください。

混み合った部分の古い枝を根元から切り取ります。

真夏に乾きやすいときは、特に水切れに注意しましょう。

春から夏にかけてウツギにはアブラムシが付きやすいので、薬剤散布して防除しましょう。

涼しくなってきたら水遣りを減らしてください。

真冬には庭植えへの水遣りは不要です。

真冬に緩効性の化成肥料を根元から少し放して埋め込んで元肥とします。

それ以外は肥料は必要ないでしょう。

大きくなりすぎた場合は落葉してから、株元から古い枝を全て切り落とします。

若い短めの枝だけ残して、株を更新します。

タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね！
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。

関東は水不足で取水制限が開始されました！
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね！

フィジー・ホワイトはフィジー原産のハイビスカスです。
印象的な複色咲きです。
苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1～1.5ヶ月後に咲き始めます。