ロウヤガキ
最近、鑑賞用の小さな実のなる柿が出回っています。
盆栽や普通の鉢植えに適したこの柿は、
中国原産の野生の柿でロウヤガキ(姫柿)と呼ばれています。
ロウヤガキは非常に強健な植物で、
ひこばえからどんどん殖えますし、こぼれ種でも繁殖できます。
また、暑さ寒さに強く、昼夜の気温差が大きい場所でもOKです。
ただし、園芸店で売っているように、小さな赤い実をたくさんつけるには、
それなりの努力が必要です。
ロウヤガキの育て方
置き場所は1年中、日当たりと風通しの良い場所です。
日当たりが悪いと実つきが極端に悪くなります。
多くの山野草と同じように、過湿になると根腐れします。
必ず、鉢土が乾いたのを確認してから、たっぷりと水やりしてください。
肥料は春から秋にかけて、花木用の骨粉入りの固形油粕などを置肥してください。
リン酸やカリ分を多く含んだ緩効性の化成肥料でも良いでしょう。
柿は隔年結果性があります。
裏年にも、きれいな柿の実を鑑賞するためには、
リン酸やカリ分を多く含んだ肥料を多めに与えてください。
真冬に剪定を行い、樹形を整えます。
盆栽でなくても、株全体に日光を当てるためには剪定が欠かせません。
ロウヤガキは雌雄異株です。
雄株と雌株を入手し、人工受粉などで、受粉が完全に行われるように注意してください。
植え替えは冬から春にかけて株が回復できるように、秋に行いましょう。
熟した実から種を取り出して、種を取り蒔きして、殖やすことも可能です。
冷蔵庫で保冷しながら、次の春まで保存することも可能です。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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