モンタナ系クレマティス
クレマティスって、すごく種類が多いのですが、春に薄いピンクの大輪の花をいっぱい咲かせているのがモンタナ ルーベンスですね。 今はモンタナ系クレマティスにも、白や赤、色変わりするものや八重咲きのものなど、
様々な品種が作出されています。 また、モンタナ系クレマティスは香りが良いところも長所ですよね。 生育旺盛なので、環境さえ良ければ、５号の開花鉢からはじめて、翌春には
500輪の花を咲かせることだってできます。 来年の春に、あなたのお庭をモンタナ系クレマティスで埋め尽くしてみませんか？
モンタナ系クレマティスの育て方
モンタナ系クレマティスは生育旺盛なので、スペースがあるなら地植えにして大株に育てたいものです。 ただし、1年生の苗は、いったん鉢植えにして1年間、養生させましょう。 2年生の苗であれば直接、庭に植えることができます。 開花している鉢植えは、花が終わってから地植えにします。 日当たりと風通し、水はけが良い場所に植えつけてください。 植えつけるときは、2年生苗で50cm四方の植え穴を掘って、腐葉土と緩効性の化成肥料を
加えて土壌改良しましょう。 なお、フェンスなどに這わせる場合、植えつける場所はフェンスから30cm程度、離してください。 そして、植え穴からフェンスに支柱などを立てかけて、フェンスに誘導します。 株元に直射日光が当たって暑くなると弱るので、株元には１年草などを植えて
直射日光を遮ってください。 鉢植えはもちろんですが、庭植えの場合も、乾いたら、たっぷりと水やりしてください。 花が終わったら、ていねいに花がらを摘んでください。 そして、6月中旬に今年伸びだしたツルを３，４節残して剪定します。 こうすると脇芽が伸びてツルが2倍になります。 花芽が夏にできるので、秋以降に剪定してはいけません。 木質化した古いツルを切ると枯れることがあります。 ツルの生育中は規定濃度に希釈した液体肥料を10日に1回程度はあげましょう。 真夏には寒冷紗などで遮光するようにしましょう。 鉢植えはもちろんですが、庭植えの場合も、乾いたら、たっぷりと水やりしてください。 ツルが伸びてきたら必ず誘引してください。 ツルとツルの間には10-20cmくらいの間隔があくようにしましょう。 9月下旬に、もう一度、緩効性の化成肥料を与えましょう。 冬になると花芽と葉芽の見分けがつくようになります。 枝先の葉芽の部分は冬のうちに切っておきましょう。
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