ミツマタ
和紙の原料のミツマタは、じつはジンチョウゲ科の落葉広葉樹で、早春の公園などで良い香りのボール状の黄色の花房をつけているのをよく見かけますね。
ミツマタは庭植えで楽しむのもよし、生け花や茶花で楽しむのもよし、フラワーアレンジメントにも使えるプロ好みの花木です。
ミツマタの品種
ミツマタは樹皮を和紙の原料としますが、四国なででは現在も和紙生産用に栽培されているようです。
園芸品種としてはアカバナミツマタが有名ですが、黄色のミツマタも最近ではかなり花つきの良いものが園芸店で売られるようになってきました。
ミツマタの育て方
ミツマタは姿に似合わず寒がりですので、仙台以北での栽培は困難でしょう。
ミツマタはジンチョウゲのような耐陰性はありません。
植え付け場所は、ともかく南向きの日当たりの良いことが第1条件です。
次に水はけの良いことです。
北風の当たる場所は良くありませんが、まわりに植物が多くて風通しの悪い場合も花つきが悪くなります。
植え付け時期は3月中旬頃が良いでしょう。
植え穴には完熟堆肥や腐葉土をたっぷりとすきこんでください。
水はけの悪い場所では、小石や砂を少し混ぜたほうが良いかもしれません。
水が停滞しないように、植え付け場所の周囲が確実に排水されるような高低差をつけてください。
ミツマタには病虫害の心配はほとんどありません。
自然に樹形が丸くなるので剪定の必要もあまりないでしょう。
花後に燐酸を含む肥料をお礼肥として株元に施してやります。
寒肥は完熟堆肥が良いでしょう。
ミツマタは条件が良ければ実がよくつきます。
熟した実を秋にとって、3月頃にバーミキュライトなどにまくと芽がでてきます。
これを梅雨の頃に鉢上げし、1,2年育苗してから庭に植えつけます。
ミツマタは4月頃に挿し木することも可能ですが、春先の低温には注意しましょう。
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