キョウチクトウ
昔は多くのご家庭に夾竹桃が植えられていて、真夏には盛んに花を咲かせていました。
しかし、葉や樹皮に心臓毒を含んでいることや、
花粉症の原因にもあるという報告が出たことから、栽培数は以前よりもかなり減っています。
心臓発作を起こしますので、人間はもちろんペットにもキョウチクトウの葉は与えないでください。
ただ、日本の真夏にも耐える強靭な性質があるキョウチクトウは、洋風建築にも合う真夏の貴重な花木として、見直されつつあります。
また、排気ガスにも強いことから高速道路などの街路樹としての利用も進んでいるようです。
品種としては紅色のヤエキョウチクトウや白花のシロバナキョウチクトウなどがあります。
最近では鉢植え用の矮性品種もあるようです。
なお、別種に葉の幅が広いセイヨウキョウチクトウがあります。
キョウチクトウの育て方
5,6月と9月が植え付けの適期です。
日当たりと水はけの良い場所に腐葉土をすきこんで植えつけてください。
少しだけ元肥として堆肥も入れておきましょう。
水はけの悪い場所では、少し川砂も入れた方が良いかもしれません。
他の植物も植えている庭では特別にキョウチクトウだけに追肥する必要はありません。
また、水遣りも他の植物にやる時に一緒にあげてください。
放任すると伸びすぎるので、毎年4月上旬に刈り込んでください。
また、細い枝も間引きしましょう。
有毒植物の割にはアブラムシやカイガラムシが発生しやすので、
早いうちに防除しましょう。
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これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
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自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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