ジャカランダはシダのような葉をして、きれいな青い花を咲かせてくれる落葉花木です。
花が美しくて房咲きの花を一面に咲かせるので、世界三大花木のひとつに数えられています。
ちなみに世界三大花木のあと2つはジャカランダと同じノウゼンカズラ科のカエンボクとマメ科のホウオウボクになります。
原産地は南米で日本では5,6月に開花します。
時々見かけるミシモフォリアは樹高15mにもなり花が咲くまでに年月がかかりますが、最近はブルーブロッサムビューイングのような鉢植えとして出回っている矮性品種もあります。
暖地では少し防寒すれば露地植えも可能なので、初夏のシンボルツリーにも利用可能です。
ジャカランダは熱帯花木ですが、意外と育てやすいので、是非、挑戦してくださいね!
ジャラカンダの育て方
鉢植えは春から秋までは日当たりの良い場所に置きましょう。
庭植えでも北風の当たらない日当たりが良いでしょう。
鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水やりしてください。
気温が下がってきたら水の量を減らし、真冬は乾かし気味に管理してください。
最低で0度以上あれば冬越しできますが幹や根が凍らないように保護してください。
庭植えの場合は、株元を落ち葉などで保護し、幹は麻のテープなどで保温するといいでしょう。
鉢植えは観葉植物として室内に取り込む方が安全です。
原産地では乾期に落葉し、雨期のはじめに花が咲きます。
日本ではある程度の寒さに当ててから乾かし気味に管理すると開花しやすいようです。
ただし、品種によっては開花まで年月がかかるものがあります。
摘心や剪定は花後に行うといいでしょう。
花が咲かない場合は6月下旬から7月上旬になります。
成長が早い場合、鉢植えは毎年6月下旬に植え替えましょう。
古い土を1/3くらい落として傷んだ根を整理し、ひとまわり大きな鉢に植え替えます。
用土は赤玉土7:腐葉土3くらいでいいでしょう。
用土に緩効性の化成肥料をまぜておきます。
生育中は緩効性の化成肥料を置肥しておくといいでしょう。
ジャカランダは初夏に挿し木で殖やすことができます。
根が出るまで日陰で乾かないように管理してください。
カイガラムシが発生することがあるので、見つけ次第、古い歯ブラシでこすり落としてください。
花木 庭木の苗/わい性ジャカランダ:ブルーブロッサムビューイング5号ポット
ブルーブロッサムビューイングは選抜種で花色は従来種と比べ濃紫色です。
樹高30cmほどから開花し始め、レースのような繊細な羽状複葉が美しく、鉢植えで観葉植物としても人気です。
暖地では少し防寒すれば露地植えも可能です。