ガクアジサイ
ホンアジサイとガクアジサイの違いはわかりますか?
大き目の花(装飾花と言います)が、花房全体にあるのがホンアジサイで、花房の外周にだけあるのがガクアジサイです。
アジサイの花房を1つの花に見立てて、普通ならガクのあるはずの場所に装飾花があるのでガクアジサイと言う訳けです。
実はアジサイの原種はこのガクアジサイで、房総半島や伊豆半島、三浦半島などの海岸に自生しているものが原種になります。
ホンアジサイや、ヨーロッパで改良されたセイヨウアジサイのご先祖様はガクアジサイということですね。
園芸的には、ガクアジサイの花のつき方を踏襲している改良品種もガクアジサイと呼ばれます。
セイヨウアジサイ(ハイドランジア)と比べて、日本の気候に適しているので育てやすい植物ですね。
ガクアジサイの育て方
基本的にはホンアジサイと同じ育て方でいいのですが、セイヨウアジサイなどと違って、基本的に土壌のpH(酸性度)によって花色が変化しやすいです。
酸性になるほど花色は青くなり、アルカリ性になるほど赤くなります。
日本の土壌はおおむね酸性なので、ピンク系のガクアジサイの場合、土壌を中和しておかないと青っぽい色になってしまいます。
植え付け場所は乾燥しにくい半日陰か明るい日陰にしましょう。
真夏の直射日光に当てると葉焼けして弱ってしまいます。
鉢植えの場合は、乾燥防止のため、少し大きめの鉢に植えつけて、半日陰や明るい日陰に置いてください。
真夏など、乾燥が激しいときは、庭植えのガクアジサイでも水やりしてあげてください。
鉢植えの場合は、春と秋は鉢土の表面が乾いてきたらたっぷり水をあげてください。
真夏に乾燥する場合は、朝と夕方の2回、水やりします。
アジサイで一番失敗しやすいのは剪定です。
8月から9月には花芽ができていますので、必ずガクアジサイの剪定も7月中に済ませるようにしてください。
ガクアジサイは強い剪定をしても大丈夫なので、小さくまとめたいときは、1/3くらいに切り詰めてください。
ガクアジサイも挿し木しやすい植物です。
たくさん殖やして、鉢植えを作って、ご友人に差し上げてくださいね。
インターネット園芸大事典 アジサイ
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非常に印象的なブルーにホワイトの覆輪が入るガクアジサイです。
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