フレンチローズ
モダンローズの代表的な品種群、ハイブリッド・ティーを生みだしたのが、フランスのギヨーというナーセリーだということは、ご存知でしょうか?
日本ではイングリッシュローズが有名ですが、むしろ、モダンローズはフランスで生まれ育ったといっても過言ではありません。
今までフレンチローズという言葉さえ日本で聞かれることはなかったのですが、数年前からフランスのナーセリーが日本に進出して、多くの優れた新品種のバラを紹介してくれるようになりました。
このようなフランス生まれの新しいバラの品種群をフレンチローズと呼んでいるようです。
フレンチローズの特徴は、何と言っても、その妖艶な繊細さにあります。
イングリッシュローズがガーデニング大国、イギリス流の、イングリッシュガーデンの1画を彩るバラなのに対して、フレンチローズは切り花にしたり、ベランダで小さなコンテナで育てるのに向きます。
というのは、フレンチローズはその繊細さから、近くで見るほど、魅力が増すからです。
ローズ・オプティミストのように、花びらの縁がグラデーションのように、少し濃くなっていたり、ポリデュール・アプリコのようにフリルのある花びらに、濃淡のあるアプリコットの色がついていたり。
微妙な色合いの変化や、花びらの変化が見る者を魅了しますね。
フレンチローズは新しい品種群ですが、木立性のものから半つる状、ツルバラにミニバラと、さまざまなタイプのバラがあります。
もちろん花色も豊富ですし、特にグラデーションのかかったような色合いのバラが多いですね。
フレンチローズの育て方
フレンチローズを育てるには、ガーデニングセンターなどで、開花株を購入するのが間違いないでしょう。
すでに開花サイズまで育っているわけですし、花色も実際に見比べることができます。
ただ、地方などでは、フレンチローズの開花株が出回っていない場合もあります。
その時は、通信販売で新株を購入するといいでしょう。
バラを鉢植えにする時は、スリットが多く入った水はけの良い、バラ鉢がオススメです。
庭植えでも鉢植えでも、5,6月にバラを植え付ける時は根鉢を崩さないのが基本です。
それから、台風などに備えて、必ず支柱を立てて、苗を固定します。
用土は市販の草花用培養土6:中粒赤玉土3:もみ殻くん炭1などの配合がいいでしょう。
庭植えの場合は、牛フン堆肥や腐葉土などで土壌改良しましょう。
鉢植えの場合は、必ずブロックなどの上に載せて、鉢の底を風が通るようにしておきます。
あとは、普通のバラと同じような管理で大丈夫ですが、バラは、どうしても病虫害の被害に遭いやすいので、定期的な薬剤散布をオススメします。
また、真夏は水切れしやすいので、注意しましょう。
水をあげても、元気が悪い場合は根腐れしている可能性があります。
その時は、ひとまわり小さな鉢に植え替えて、涼しい場所で養生させてあげてください。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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