ストック
ストックは切り花の出荷量でいつもベスト10に入っている香りの良いアブラナ科の春咲き1年草です。
園芸店で種子や苗を見かけることはそれほど多くはないですが、東京近辺では風除け、霜除け程度の防寒で割合に簡単に作れます。
ストックはもともとは香味野菜として輸入されたようですが、欧米で切り花としての改良が進み、最近では花壇用の矮性品種も栽培されるようになってきました。
ストックの育て方
ストックは営業用ではクリスマスやお正月用に8月の中下旬に種まきしますが、ご家庭では涼しくなってから9月末から10月中頃に種まきします。
そうすると春に花が咲きます。
ストックは同じ品種の種の袋の中に八重咲きのものと一重咲きのものが混ざっています。
種子で見分けるのは困難なので、発芽後に見分けます。
双葉が丸く生育の遅いものが一重咲きになります。
もっとも最近では双葉の形で簡単に見分けれれるストックの品種も登場してきました。
ストックは霜に当たると枯れることがあるので霜除けが必要です。
しかし、ランのように寒さに弱いわけではないので、家庭用のビニールフレーム程度の風除け、霜除けで十分です。
また、鉢に種まきして室内の日当たりの良い窓辺に置くのもいいでしょう。
花壇植えの場合は換気穴のあいたビニールトンネルをかけるといいでしょう。
ストックはむしろ、過保護にすると日当たりが悪くなって徒長したり、フレームの中が暑くなりすぎて、かえって弱ってしまいます。
また、水のやりすぎも徒長する原因になります。
フレームの中は暖かくて蒸れるのでアブラムシなどが発生しやすくなります。
ストックは虫がつきやすい植物ですから、早めに殺虫剤を散布しないと、大発生して手がつけられなくなります。
ストックは八重咲きの花の方が断然豪華ですが、種はできません。
来年用の種は一重咲きの花からとります。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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