ペチュニア
ペチュニアは本来はナス科の多年草ですが、わが国では秋まき、または春まきの1年草として扱われています。
ペチュニアはいろいろなな花色があり、花数が豊富で次々と花を咲かせ、なおかつ比較的病害虫に強いために花壇やベランダの吊り鉢などによく利用されていますね。
以前は蒸れに弱く、梅雨時以降に雨に当たると枯れることが多かったのですが、最近の品種改良の結果、耐暑性、耐雨性ともに格段に良くなりました。
ペチュニアの品種
サカタのタネの前身の坂田農園が世界初のF1ペチュニアの品種を発表して、全米審査会で入賞したのが昭和9年のことでした。
それ以来、ペチュニアの品種改良ではわが国は世界の最先端を走っています。
一般的には花数の多いサルサ系がお勧めです。ただし、通常は栄養繁殖しかできないので苗を購入する必要があります。
ペチュニアを種子から育ててみたい人にはF1ロンド系などが良いでしょう。
狭いスペースの鉢植え用としては2cmくらいの花がいっぱい咲くリトルホリデーという品種があります。
最近のペチュニアで、人気が高いのが八重咲きの品種で、ドレスアップ系などがホームセンターなどで良く販売されていますね。
ペチュニアの育て方
ペチュニアは苗を購入することが一般的ですが、種から始める時は八重桜が散ってからにします。
ペチュニアの種子は非常に小さいので水やり時に流してしまわないように注意してください。
種まきは9月にもできます。
ペチュニアは雨に弱いので、鉢植えやプランター植えが一般的です。
用土は水はけの良い通常の園芸用土でいいでしょう。
ペチュニアの鉢はあまり雨に当たらない場所に置きましょう。
ただし、最近では雨に強い品種もでてきましたので、ペチュニアの花壇も見かけるようになってきました。
ペチュニアは植え替えには比較的強いですが、長雨に濡れると花や葉が腐ってくることがあります。また、用土が過湿になると根腐れを起こします。
ともかく、花がらや枯れた下葉を早めに摘み取ることと、適宜に切り詰め剪定をしたり、枝すかしをして風通しを良くしてください。
また、剪定しないと枝数が少なく、枝が徒長して鑑賞価値が低下することがあります。
ペチュニアが元気よく花を咲かせている時には、10日に1回程度、薄い液体肥料を施しましょう。
真夏には水やりは夜、地温が低くなってから控えめにしましょう。
ペチュニアは比較的乾燥には強い方ですが、完全に萎れてしまうと復活困難になってしまいます。
真夏には肥料は止めます。
5月の中旬から6月にかけてと、9月中旬から10月にかけて、挿し芽ができます。
花の咲いていないあまり太くない
茎を先端から15cmほど切り、バーミキュライトに挿します。
ペチュニアは寒さには強いので11月頃まで花を咲かせます。
ペチュニアは本来は多年草なので、冬は室内やフレームなどで保護してやれば簡単に冬越し可能です。
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