ノースポール
冬から初夏にかけて、寒さをものともせずに、マーガレットに良く似た白い花を咲かせているのが、ノースポールです。
ノースポールとはサカタのタネの商品名で、Leucsnthrmum paludosumという学名のキク科の植物です。
原産地は北アフリカの地中海沿岸で、本来は宿根草ですが、寒さに強く高温多湿に極めて弱いために、日本では1年草として取り扱われています。
背が低く、良く枝分かれして、株が真っ白になるほどなので、ノースポールと名付けられたようです。
今や、ノースポールは冬から早春にかけての花壇になくてはならない存在になりましたね。
なお一部で、昔の属名のクリサンセマムと呼ばれていることがあります。
ノースポールの育て方
種まきの時期は10月上旬です。
浅鉢にバーミキュライトを入れて十分湿らせて種をまき、覆土はしません。
水は鉢底から吸わせて乾かさないようにします。
適宜、間引きし、本葉4枚くらいでポットにあげます。
日当たりの良い場所に置いて、鉢土の過湿に注意してください。
ある程度、しっかりした苗になったら、花壇や鉢に定植してください。
苗の間に、適宜、摘心を繰り返すと、枝数が多い、バランスの良い株になります。
用土は市販の園芸用土でいいですが、花壇の場合は、水はけが良くなるように腐葉土を入れるなど、注意しましょう。
花が咲きだしたら、どんどん花がらを摘んでいきましょう。
また、花が一通り終わったら、株全体を半分くらいに切り戻してください。
そこから、また枝が伸びて花が咲きます。
暑くならないうちは、どんどん生育しますので、肥料切れにならないように、10日に1回程度、液体肥料を施してください。
また、鉢植えの場合は、水切れにも注意してください。
ノースポールは暖かくなるとアブラムシが付きやすくなるので、早めに防除してください。
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