マリーゴールド
夏から秋にかけての花壇によく見られるキク科の黄色いお花です。
大きくわけてフレンチマリゴールドとアメリカンマリゴールドがあります。
フレンチマリゴールドはネグサレセンチュウの防除にも用いられるほどで、病害虫や高温、乾燥にも強く、初心者でも簡単に作ることができます。
マリーゴールドのマリとは聖母マリアからきたようで、ヨーロッパではマリゴールドは聖母マリアの持ち物とする伝承があります。
たぶん、その強さと真夏に咲く華やかさ、そして暗くなると花を閉じる性質から来ているのでしょう。
もっともマリはフランス語のmarais(沼)から来ているという説もあります。
イギリスでは天気占いや花占いにも使われたそうです。
ただし、花言葉はキリストの受難を連想して悲哀とか別離ですので、
贈り物にする時には注意しましょう。
マリーゴールドの育て方
マリーゴールドの種まきは少し早めで3月下旬から4月いっぱいがいいでしょう。
もっとも、強い植物ですので6月頃まで種まき可能です。
大輪系の品種は花壇に直播きするよりも蒔き床にまいて、本葉3ー4枚で移植した方が無難です。
マリーゴールド非常に強い植物ですが、梅雨の時期に水はけが悪いと根腐れすることがありますので、花壇では水はけをよくするようにしてください。
もちろん、お日様大好きですから、日当たりの良い場所に植えないと、生育も悪く貧弱な花しか咲きません。
マリーゴールド乾燥には強いので花壇では真夏以外は水撒きの必要はないでしょう。
8月になると花が少なくなってきますので、半分くらいに切り戻しして、液体肥料を施してやると秋にはまた花を咲かせてくれます。
もっとも、アフリカンという品種は真夏でも咲き続けます。
蓼食う虫も好き好きと言いますが、センチュウ駆除の特効薬とされるマリゴールドにもハダニが付きます。
特に真夏に雨の降らない日が続くと駄目なようです。
ハダニで葉が黄色くなってきたら早めに殺ダニ剤で駆除してください。
現在流通しているマリーゴールドの品種の多くはF1なので種ができないか、できても親と同じ性質とは限りませんので、毎年種を買う方がいいでしょう。
マリーゴールドは発根しやすいので気候のいい時ならいつでも挿し芽で殖やすことができます。
それなりの保温をすれば挿し木苗の越冬も可能です。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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