コキア(ホウキグサ)
コキアはホウキグサとも呼ばれるアカザ科の1年草で、昔は乾燥させたものをホウキの先に使っていたので、日本ではホウキグサと呼ばれていました。
もともとコキアは南ヨーロッパ原産で、日本には中国経由で入ってきたようです。
在来種には実がなり、この実はトンブリと言うのですが、見た目が似ているので畑のキャビアと呼ばれることもあります。
秋には見事に紅葉するので、最近は早くから綺麗に紅葉する品種が開発されて、ガーデニングの素材としても見直されています。
近年、国営ひたち海浜公園を真っ赤に染めているのがコキアですね。
また、コキアの花言葉は夫婦円満、告白です!
コキアの育て方
コキアは5月に種まきするか、6月に苗を入手して育ててください。
意外に根が弱いので、苗を植えつけるときは根を傷つけないように、土を落とさず、根鉢も崩さないでください。
また、日当たりが悪いと綺麗に紅葉しません。
砂地のような水はけの良いやせた土壌の方が調子がいいようです。
非常に性質の強い植物ですが、乾燥しすぎると成長を阻害するので、鉢植えの場合は水切れに注意してください。
花壇の場合は水やりは不要です。
夏場は2週間に1回程度、液体肥料をあげると株が充実しますが、肥料をやりすぎると徒長します。
9月に花が咲きますが小さくて目立たなくて見逃すことも多いでしょう。
なお、紅葉を重視した園芸品種ではトンブリはできません。
紅葉したあと、寒さで茶色く枯れますが、これを刈り取って乾燥し茎だけにすればホウキの先にすることができます。
害虫は出ませんが、日当たりが悪いと高温多湿時に灰色かび病になることがあります。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
PR