クリサンセマム
クリサンセマムとは学名でキク属のことですが、園芸的には、ノースポールやムルチコーレのような日本では春に咲く多花性の小菊のことを指しています。
これらの種類の原産地は地中海沿岸地域なので、夏越しは難しく、1年草として扱います。
ちなみに、クリサンセマムは日本の春菊やハマギクに近い仲間だそうです。
クリサンセマムの育て方
秋に苗床に種まきし、適宜、間引いてください。
本葉3枚あれば、仮植え可能です。
クリサンセマムは寒さに強いので、過保護は禁物です。
軽い霜よけさえあれば、屋外で冬越しさせましょう。
ノースポール(バルドーサム)は10月に花壇に植えつけると良いでしょう。
ムルチコーレはノースポールほど寒さに強くないので、冬場は鉢で管理し、
春になってから花壇に定植します。
クリサンセマムは日光が大好きな植物なので、できるだけ日当たりの良い場所に植えつけてあげてください。
株間は15cm程度が良いでしょう。
植え付け時には、マグアンプなどを規定量、元肥として入れておけば追肥は不要でしょう。
クリサンセマムにはほとんど虫がつきませんので、春花壇に植えるには、ちょうど良い植物です。
クリサンセマムをやや密植気味に花壇一面に植えつけると、きれいですよね。
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